屋内施設「ジブリの大倉庫」は、三鷹の森ジブリ美術館の3倍の広さを誇り、その空間は、「倉庫」らしさと、なつかしさを感じさせる和洋折衷の空間をイメージしている。
施設内は、席数約170の「映像展示室オリヲン座」、グッズショップ「冒険飛行団」、カフェ「大陸横断飛行」、カウンター式ミルクスタンド「シベリ あん」などで構成。『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』の世界を表現した展示物にも注目だ。
■『天空の城ラピュタ』の天空の庭&空飛ぶ巨大な船
中でも注目したいのが、映画『天空の城ラピュタ』に登場する廃墟となった「天空の庭」の再現。さらに、「空飛ぶ巨大な船」をビッグスケールで設置する。
■映画『となりのトトロ』の「ネコバス」や「大きな木」
子供たちが映画『となりのトトロ』の世界で遊べる部屋にも注目だ。ほっこりとした質感の“ネコバス”やトトロが住んでいる“大きな木”が設置される。
■映画『千と千尋の神隠し』の湯婆婆の執務室
さらに「にせの館長室」として、映画『千と千尋の神隠し』の湯婆婆の執務室も登場する。
■映画『借りぐらしのアリエッティ』床下の家と小人の庭の再現
もうひとつ、このエリアの見どころとなるのが映画『借りぐらしのアリエッティ』の世界。アリエッティやその家族が暮らす家と、彼女たちの目線で見た植物の茂る庭が巨大なセットで再現されたこの場所では、アリエッティのように小人なったかのような気分を味わうことができる。
■3種類の企画展示「ジブリのなりきり名場面展」など
スタジオジブリとジブリ作品の入門編となる3種類の企画展示も開催。目玉となるのは、ジブリ作品の登場人物になりきり、名場面の中に入り込む体験型の展示「ジブリのなりきり名場面展」だ。『千と千尋の神隠し』『天空の城ラピュタ』『平成狸合戦ぽんぽこ』『ゲド戦記』『崖の上のポニョ』など13作品14コーナーが設置される。
■「カフェ 大陸横断飛行」
「ジブリパーク」を楽しむ合間の休憩タイムにぜひ訪れてほしいのが、「カフェ 大陸横断飛行」とミルクスタンド「シベリ あん」。「カフェ 大陸横断飛行」は映画『紅の豚』の世界観を楽しめるカフェで、店頭には、名古屋名物“味噌カツ”がトッピングされたパンをはじめ、サンドイッチやピザがずらりと並ぶ。
■「シベリ あん」
一方、「シベリ あん」は、愛知県産の牛乳をオリジナルのデザインの瓶で提供するカウンター式のミルクスタンド。ふわふわのカステラであんこをサンドしたスイーツ「シベリア」もぜひチェックしてみて。
■「ジブリの大倉庫ショップ 冒険飛行団」「熱風書店」「大空模型」「駄菓子 猫かぶり姫」
ショップもバリエーション豊かに。「ジブリパーク」を訪れた記念のお土産を購入するのに特にオススメしたいのは、「ジブリの大倉庫ショップ 冒険飛行団」だ。「湯婆婆」の頭をモチーフにしたクッションや、「カシラ」のぬいぐるみ、「ネコバス」のキーホルダー&ぬいぐるみ、「カオナシ」のペットボトルホルダーなど、「ジブリパーク」でしか買えない貴重なグッズが多数揃う。
また、レトロな装飾が施された「南街」には、書籍を取り扱う「熱風書店」、模型を販売する「大空模型」、「駄菓子 猫かぶり姫」が並ぶ。