東京・後楽園の東京ドームを含む「東京ドームシティ」が2023年から2024年にかけて大規模リニューアル。
「東京ドームシティ」は、読売巨人軍の本拠地「東京ドーム」をはじめ、「東京ドームシティ アトラクションズ」、「ラクーア」、「後楽園ホール」、「東京ドームホテル」など多彩な施設で構成される都内最大規模のエンターテインメントシティ。今回のリニューアルでは、「ラクーア」の過去最大規模のリニューアルをはじめ、吉本興業グループとタッグを組んだ「新劇場」の建設、東京ドーム内の座席改修など、シティ全体にわたってランドスケープデザインを刷新する。
2023年5月に開業20周年を迎える「ラクーア」では、新フードゾーン「デリ&ディッシュ(DELI&DISH)」が4月15日(土)に登場。惣菜・お弁当・サラダから、スイーツ、ベーカリー、コーヒーに至るまで、多彩な26店舗がオープンする。
商業施設初出店となるパティスリー「アツシハタエ(Atsushi Hatae)」や、東京初出店を果たす無添加プリンの専門店「クラフトプリン製作所 ブーケ(vuke)」、東京ドームシティ近郊・谷根千エリアにゆかりのある、昭和24年創業の国産食肉専門店「千駄木腰塚」、オーダーごとに生豆から焙煎するコーヒー豆専門店「ヤナカ コーヒー(YANAKA COFFEE)」、中はトロッと外はカリッと仕上げたカヌレを展開する「ボブ(boB)」など、上質でこだわりの詰まったショップが揃う。
その他、「ラクーア」館内でショップ&レストラン約20店舗が新規出店またはリニューアルオープン。
香港で12年連続ミシュラン一つ星を獲得した香港点心専門店「ティム・ホー・ワン(添好運)」など、本格的な世界の料理を堪能できるレストラン&カフェや、全国各地から厳選した食品や雑貨などを展開する「アコメヤ トウキョウ(AKOMEYA TOKYO)」、オーガニックコスメやオーガニックフードが並ぶ「ビープル(Biople)」、レディースファッションアイテムが揃う「ウサギオンライン ストア」など、バラエティに富んだショップが新規出店を果たす。
さらに、「ラクーア」館内9Fには、「スパ ラクーア」がプロデュースする新たな温浴施設として、貸切個室と利用者専用のラウンジを備えたプライベートサウナ・サウナラウンジ「レントラ(Rentola)」を4月15日(土)に新たにオープン。サウナルームは、最大2名まで利用可能なスタンダードルーム5室と、最大4名まで利用可能なプレミアムルーム1室の計6室で構成される。
1室20~25㎡の個室には、予約時に80℃・90℃・100℃の中から好きな温度を選べるサウナ室、水温約17℃の水風呂・インフィニティチェアとオットマン付きチェアを備えたととのいスペースを用意。「惑星」や「流星」をデザインテーマとした空間でリラックスした雰囲気を味わえる。
東京ドーム天然温泉「スパ ラクーア」も装い新たにリニューアルする。9Fの「ヒーリング バーデ」エリアを拡張する他、新たに室温約45℃の女性専用の岩盤浴室「琥弓洞(こきゅうどう)」やビュールーム「彩空殿(さいくうでん)」、クールダウンルーム「華鏡房(かきょうぼう)」を増設。また、休憩ルームとカフェを新設する。
さらに、7F オープンデッキエリアには開放感あるフットプールやバーを新設し、ゆったりとした空間を創出。また、リラックスラウンジや館内インテリアも一新し、より快適なスペースへと生まれ変わる。
加えて、「東京ドームシティ」内に、吉本興業グループとタッグを組んだ新劇場「アイ エム エム シアター(IMM THEATER)」が2024年1月に開業予定。キャパシティは709席を予定しており、観客と制作者どちらにも配慮された設計の劇場設備を備えた劇場に。演劇や演芸等の新たな劇場体験を楽しむことができる。
さらに、「東京ドームホテル」も2023年春にリニューアル。ホテル上層階に新コンセプトフロアが誕生する。最上級のおもてなし空間を提案する「エグゼクティブフロア」と、アーバンクラシックなデザインを採用した「プレミアムフロア」を新たに用意する。「エグゼクティブフロア」は2023年3月20日(月)、「プレミアムフロア」は2月1日(水)より宿泊の利用が可能となる。