ザ・ウールマーク・カンパニーが主催するインターナショナル・ウールマーク・プライズ(IWP)の2013-14 ファイナルイベントがミラノ・ファッション・ウィーク期間中の2014年2月21日(金)夕方、トリエンナーレ・ディ・ミラノで開催される。
2013年2月にロンドンで行われた第1回大会では、「#woolmarkprize」がTwitterのトレンド2位にランクイン。優勝者発表から6時間で全世界7,500万人に伝わった。今回もソーシャル・メディアやデジタル・メディアを通して、全世界から注目が集まるものと期待される。
今回は24か国、48組のデザイナーの中から地区大会でファイナリストとして選ばれたブランド、ffiXXed(アジア)、Christopher Esber(オーストラリア)、Sibling(ヨーロッパ)、Rahul Mishra(インドおよび中東)、Altuzarra(アメリカ)の5組によるウール・コレクションから最優秀作品を選ぶことになる。それぞれのデザイナーはミラノ・トリエンナーレで開催するファッション・ショーにおいてメリノ・ウールの美しさにハイライトした6スタイルからなるコレクションをそれぞれ発表する。
インターナショナル・ウールマーク・プライズ(IWP)は、拡大しつつある新興国へも新進デザイナーの支援を広げ、国境や文化を越えて世界中の優れた新しい才能を捜し求めるもの。個々のデザインの卓越性を支援するという伝統を守るだけでなく、世界で最も才能あるデザイナーの手によってメリノ・ウールの美しさをハイライトすることも目指し、優勝者には優勝賞金100,000オーストラリア・ドル(約930万円)の他、IWPのパートナーである世界有数のリテーラーで優勝コレクションを販売するチャンスが与えられる。
また、審査員には中国版「VOGUE」の編集長、アンジェリカ・チャンやイタリア版「VOGUE」の編集長フランカ・ソッツァーニ、グッチ(GUCCI)のクリエイティブ・ディレクターのフリーダ・ジャンニーニなどファッション界のグローバルリーダーたちの顔ぶれが揃う。