展覧会「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」が、大阪のあべのハルカス美術館にて、2025年1月18日(土)から3月16日(日)まで開催される。東京都庭園美術館などでも開催される巡回展だ。
大正ロマンを代表する画家・詩人であり、センチメンタルな「夢二式美人」の絵画で人気を博した、竹久夢二。絵画ばかりでなく、雑誌や楽譜、本の装幀、日用品のデザインなど、夢二は幅広い分野でその才能を発揮した。
「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」は、約180点の作品や資料を通して、夢二の画業を紹介する展覧会。夢二の故郷・岡山にある夢二郷土美術館のコレクションを中心に、《西海岸の裸婦》や《秋のいこい》といった絵画、装幀やデザインなどを公開する。
なかでも本展では、近年新たに発見された油彩画《アマリリス》を公開。夢二は日本画を多く手がけたものの、初期から中期にかけては、油彩画も意欲的に制作していた。同作は、夢二のこうした活動を裏付ける作品として注目されているものだ。
展覧会「生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界」
会期:2025年1月18日(土)~3月16日(日)
会場:あべのハルカス美術館
住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス 16F
開館時間:火~金曜日 10:00~20:00 / 月・土・日曜日、祝日 10:00~18:00
※入館はいずれも閉館30分前まで
※休館日や観覧料などについては追って告知
【問い合わせ先】
あべのハルカス美術館
TEL:06-4399-9050