東京都現代美術館(MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO)は、1995年3月に東京都江東区三好に開館した美術館。
現代美術の振興を図り芸術文化の基盤を充実させることを目的として開館した同館。約5,400点の収蔵作品を活かし、現代美術の流れを展望できるコレクション展や大規模な国際展をはじめとする企画展示など、絵画、彫刻、ファッション、建築、デザイン等幅広く現代美術に関する展覧会を開催している。
歴史的な観点から戦後美術を体系的に収集するとともに、現在の美術シーンを作る若手作家の作品の収集にも努めており、東京都美術館 (台東区上野公園)が収集してきた現代美術コレクションを中心に、約5,400点にのぼる膨大な収蔵作品数を誇る。これらの収蔵作品は、コレクション展示室にて「MOTコレクション」展として公開。1年間を3期から4期の会期に分け、会期ごとに多数の収蔵作品の中からテーマに沿った100~200点の作品を選んで紹介している。
また、美術関連図書資料総数約270,000冊を揃えた美術図書室を併設しており、美術に関する情報提供や教育普及を目的としたワークショップ、各種講座、講演会などの美術を広める活動も並行して行っている。
なお、大規模改修を経て、2019年3月にリニューアルオープンした。