熊谷守一(くまがい もりかず、1880-1977)は、日本の画家。明治から昭和にかけて活躍。身近な生きものへの深い愛情から、花や鳥や虫、自宅や庭に生息する植物や昆虫、何気ない庭の一角をモチーフとし、明快な線と色で作品を描いた。 若い頃はアカデミックな作風を手がけていたが、音楽や機械の構造に関心を持ち、絵を構成する色や形の仕組みを探求した。熊谷は、色彩を単純化し太い輪郭線を用いる独自の「モリカズ様式」を確立。晩年には鮮やかな色彩と明快な線描を特徴とする作風を展開した。 また、70歳を超える頃までは全国を旅し、その土地の風景を題材にした作品も制作。旅先の風景は、熊谷の創作活動において重要なインスピレーション源だった。長い画業の中で、自然への深い洞察と独自の視点が彼の作品に生かされている。
1.18(土)~5.18(日) 開催中
4.15(火)~6.29(日) 開催予定
2024.4.16(火)~2024.6.30(日) 開催
2023.10.7(土)~2023.12.24(日) 開催
2022.4.12(火)~2022.7.3(日) 開催
2021.10.8(金)~2021.11.28(日) 開催
2017.12.1(金)~2018.3.21(水) 開催