パウロ メリム アンダーソン(Paulo Melim Andersson)はポルトガルのマデイラ諸島で生まれる。しかし育ったのはスウェーデン。
幼いときにレゴの大会で石油掘削機のプラットフォームを作成、優勝を果たした。幼いころから立体に関するセンスは抜群だった。趣味は映画、演劇、古典小説。
ロンドンのセントマーチンズとロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業。メゾン マルジェラでプレスとして働く。その後、1999年から7年間マルニで働き、最終的にはシニアデザイナーまで勤める。
2006年、10月クロエ、およびセカンドラインのシー・バイ・クロエ(See by Chlo)の新デザイナーに就任することが決定。これは30人近い候補者の中から選ばれるという名誉なことであった。コレクション発表は2007年のプレフォールから。
この就任に関してRalph Toledano会長は次のように語った「パウロが、デザイナーとして歴史に名を残すことをとても嬉しく思っています」とコメントしている。対してパウロは「歴史があるブランドだが、ティーネージャーのような若さを保ちたい、女性が親しみを感じるようなフェミニンな服をデザインする」とコメントしている。
2007年秋冬コレクションでクロエでのランウェイデビューを果たすが、2008年にデザイナーを辞任した。