2012年、ロンドンにて「カビアーレ」発足。
カビアーレ(CAVIALE)はイギリス、ロンドンを拠点とするファッションブランド。ウェア中心にプロダクトを制作。
カビアーレの中で、もっとも重要視しているのがグラフィック。神話、象徴、宗教、文学、映画、薬学、音楽、政治、ヨーロッパのバロックアートなど様々な知識を蓄積しグラフィックに表現し前面に押し出している。
生地は現地イタリアに足を運び様々な生地を手で触れ、出来上がるまでの工程を視察。厳選されたイタリア産のシルクコットンやオーガニックコットンなど上質かつ着心地にすぐれたプレミアムな素材を使用。ジップもLAMPO社製のみを仕様するなどマテリアルに対しての一切の妥協を許さず、カビアーレのアイテムは、ビッグメゾンと同じ工場で生産されている。
グラフィックやハンドペイント、クラッシュ加工、レザーレースなどの最終工程はロンドンのアトリエにて仕上げる。作品に対し魂込め一点一点手作業により丁寧に制作されている。
カビアーレのデザイナーはア-サン・マームット。世界的に有名なUCL(バーレット建築学校の建設経営学科)を卒業。大学に通いながら空いた時間にアートペイントやグラフィックデザインのスキルを修得。
大学時代から様々なファッションデザイナー・アーティストとコネクションを持ち、彼らから技術的なことだけではなく、作品に対する一貫性・アイディア、“彼らがどんな風に自分の才能を作品に込めているのか?”など多くの重要さを吸収。大学最後の夏、寝る間も惜しんで自分自身のグラフィックアート、ガーメントを追求し、自身の最高傑作を製作。それらの作品やグラフィックのポートフォリオがビッグメゾンの目にとまり採用される。
そこから経験をさらに積み、2012年、ロンドンにて自身のプロジェクト「カビアーレ(CAVIALE)」をスタート。