2003年、キム・ジョーンズが自身の名を冠したブランド「キム ジョーンズ」を設立。また、ルイ・ヴィトンのメンズ部門アーティスティック・ディレクターで現在は自身のブランド活動を休止し、ルイ・ヴィトンのデザインに専念している。
キム・ジョーンズ(KIM JONES)は1973年、イギリス、バース出身。98年にカンバーウェル大学でグラフィックデザインを学ぶ。その後、セントマーチンズの大学院に進学。セントマーチンズを卒業。2004S/Sロンドンコレクションでデビュー。
2005A/W、マルベリーとコラボレーションでバッグを発表。これはアメリカ、アジアでも発売された。
イギリスのスポーツ用品メーカーのアンブロとコラボレーションで、「Umbro by Kim Jones:アンブロ・バイ・キムジョーンズ」を発表。2006年のサッカーのワールドカップ開催期には、白、赤などのイングランドカラーを用いて限定ラインも販売した。2006年、イギリスファッション協会のメンズデザイナー・オブ・ザ・イヤーを受賞。
キム ジョーンズのコレクションは、ストリートの要素を組み込んだシンプルなテイストが特徴。生地の折り返し、カッティングなどディテールまでよく見るとこだわりを感じるデザインが人気。
ユニクロ、トップショップのメンズラインのトップマン、ヒューゴ ボス、ルイ・ヴィトンなどの企業とコラボレーションを行なっている。多分野で活躍しており、雑誌のアートディレクター、コレクション関連のショートフィルムの制作にも関わっている。
2008年、ダンヒルのクリエイティブディレクターに就任することが決定。2008年3月1日付けでチームに合流し、メンズウェアとレザーアクセサリーのデザインを統括。キム ジョーンズは自身のブランドを一時休止、ダンヒルでのクリエイティブディレクターの役割に専念することになった。
2011年、ルイ・ヴィトンのメンズ部門アーティスティック・ディレクターに就任。2018年、7年間にわたり務めたルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターを、2018秋冬メンズコレクションを最後に退任。
2018年3月、ディオール オムのアーティスティック・ディレクターに就任。
2020年、フェンディ ウィメンズのオートクチュール、 レディ・トゥ・ウェア、 およびファーのアーティスティックディレクターに就任。