2015年秋冬コレクションよりローンチ。
メンテナント(MAINTENANT)は、2015年にデザイナーのジェイ・サバティーノ(Jay Sabatino)がスタートしたアメリカ・ニューヨークのブランド。
ブランド名は、詩人であり、ボクサーでもあり、アーティストであり、ダダイズムの先鋭的人物、Arthur Cravan著の雑誌「メンテナント(MAINTENANT)」からつけられた。
デザイナーの周囲には、ニューヨークという土地で育ち、同じ趣味思考を持ったスケーターやグラフィックアーティスト、ミュージシャンやクリエイターなど、様々な才能を持つ友人知人が常に集っていた。当時の仲間達はもちろんのこと、多様なスタイルに好奇心を持った若い世代に向け、2005年に自身の名前を冠したブランド、ジェイ サバティーノ(J.Sabatino)をスタートさせた。
しかし10年という年月と共に、街も変わり、彼らも年を重ね、新しいブランドも数多く誕生するが、今の彼らにとっての「リアルクローズ」を見つけることが難しくなってきた。それならばと、同世代の仲間達に向けて服を作ることから始まったのが、メンテナントだ。
ジェイ・サバティーノ(Jay Sabatino)は、アメリカ・ニューヨーク出身。美術史とファッションデザインを学び、過去の芸術運動や風変わりな人々からインスピレーションを受け、またクエンティン・クリスプやセルジュ・ゲンズブール、トム・ウェイツやロバート・クラムなど、一過性のトレンドに流されることなく、自身のパーソナリティを持った人々が、彼にとっての指導者。
昔から熱烈なヴィンテージコレクターであり、ファッションに関する本も多数収集していることから、ヴィンテージのバイヤーとしてキャリアをスタートさせ、その後様々なウィンドウディスプレイ等を手掛けてきた。
2000年、自身のTシャツを作りバーニーズで販売したことから、デザイナーとしてスタート。
2004年、ヴィジュアル・ディスプレイコンサルティング会社「Memory & Architecture」を設立し、ヴィジュアル・ディスプレーディレクターとして、バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)、無印良品(MUJI)、ユニクロ(UNIQLO)、J.クルー(J.Crew)などのクライアントとのプロジェクト(グラフィックデザイナーやウィンドウディスプレイなど)も手掛けるようになる。
2005年、ジェイ サバティーノ(J.Sabatino)をスタート
2015年、メンテナント(MAINTENANT)を立ち上げる。生まれ育った時代のNYという街からインスピレーションを受け、スケーターとしての日々や音楽、カルチャーなど全てが、彼のモダンタッチのデザインを作り上げている。