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Marjan Pejoski

マラヤン ペジョスキー

ブランドのはじまり

2001年春夏シーズン、「マラヤン ペジョスキー」デビュー。現在はKokon To Zaiも閉店し、ブランド活動を休止している可能性が高い。

マラヤン ペジョスキーについて

マラヤン ペジョスキーはマケドニア出身のデザイナー。

白鳥、蝶など生き物のモチーフを使用したデザインが目立ち、その他、スカル(髑髏)や骸骨などのモチーフも取り入れる。そのデザインかなり奇抜な部類に入る。

コンセプトは、古いと新しい、過去と将来、ハードロックとロマンティックなど相対するものを融合させること。伝統的な技術をもって最新の素材を使用するなどの試みも行う。

白鳥のモチーフをあしらったエッグ・ラインのスワンドレスを、女優のビョーク(Bjork)がアカデミー賞(2001年)の受賞式で着て話題となった。しかしこの独特かつ話題をさらったスワンドレスは、レッドカーペットにおいては賛否両論だった。ビョーク自身は「ハリウッドに対するジョーク」だとコメントしている。

その他、マラヤン ペジョスキーはロンドンにあるファッションと音楽のセレクトショップ、「Kokon To Zai」の共同設立者でもある。Kokon To Zaiを通して、KTZをデビューさせた他、卒業コレクションのプレゼンテーションなど、若手デザイナーの支援を行っている。このショップには、マラヤン ペジョスキーの他に、ベルンハルト ウィルヘルムラフ シモンズヴィヴィアン・ウエストウッドなどのコレクションを取り扱っている。

マラヤン ペジョスキーの沿革・歴史

マラヤン ペジョスキー(Marjan Pejoski)は1968年マケドニア生まれ。父は政治家。マケドニアでは、ビジネススクールに通っていた。1989年、イギリスに渡り、ジュエリー、シューズのデザインを学び、チェルシーアートスクールでファッションイラストレーションを学ぶ。

その後、セントマーチンズの修士課程に入学し、レディースウェアのデザインを学び、99年に同校を卒業。同年、マラヤン ペジョスキーがデザインした80mのチュールを使用したピンクのドレスをビョークが着て一躍名前が知れ渡る。

2000年、自身の名を冠したブランド「マラヤン ペジョスキー」を設立し、2001年春夏シーズンのロンドンコレクションでデビュー。2003年にはメンズウェアのラインをスタート。

2009年春夏シーズン、ドレスキャンプのヘッドデザイナーに就任。

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