ヒカル ノグチ(hikaru noguchi)はロンドンを拠点としたニット地のインテリア小物や洋服を扱うブランド。
デザイナーの野口 光は武蔵野美術大学・視覚伝達デザイン科を卒業した後、北ロンドンにあるミドルサクセス大学のテキスタイル科に留学する。
卒業制作で作った一連のフェルト化させた編地を張ったアームチェア、スツール、クッションがインテリア誌「ワールド オブ インテリア」のベストワークに選ばれ、さらに、イギリスを代表する家具デザイナーのトム・ディクソンと共作するなど、ニット地のインテリア小物ブームのさきがけとなる。
1995年に英国工芸協会(CRAFT COUNCIL)の新人デザイナーをサポートする事業設立助成金受賞者に選出され、また登竜門である「チェルシークラフトフェアー」にも作品を出展するようになる。
そしてバーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)やタカシマヤ ニューヨークなどにオリジナルのニット小物を中心とした製作・卸を始める。
1998年よりロンドンファッションウィーク、2002年よりパリ プルミエールクラスに参加し、以来ニューヨーク、東京、ロンドンを中心に世界10カ国、約150店がヒカル ノグチの商品を扱っている。