フィットビット(fitbit)は、アメリカのウェアラブルデバイスブランド。スマートウォッチを展開している。
2007年ジェームズ・パーク(JAMES PARK)とエリック N.フリードマン(Eric N. Friedman)が共同で創設。アメリカ・サンフランシスコに本社を設けている。フィットネスウェアラブルデバイス「フィットビット(fitbit)」を展開している。
創設者のジェームズ・パークは、ハーバード大学でコンピューター科学を専攻後、アメリカ・カリフォルニアのCNET Networksにて製品開発のディレクターを担当。写真データ共有サービスを提供する企業Wind-Up Labs, Inc.やソフトウェアの開発企業 Epesi Technologies, Inc. の創設に携わり、その後エリックとともに「フィットビット(fitbit)」を創設。
エリック N.フリードマン(Eric N. Friedman)は、エール大学でコンピューター科学を学び、理学士と修士号の学位を取得。ジェームズも所属していたCNET Networksにてエンジニアマネージャーを務め、ジェームズとともにWind-Up Labs, Inc.の創設を行った。Epesi Technologies, Inc. では、創設エンジニアを担当。その後、「フィットビット(fitbit)」をジェームズとともに創設する。
「フィットビット(fitbit)」開発のアイデアは、任天堂のゲームWii体験が影響を与えた。ジェームズは、家族や友人を巻き込んでフィジカルに楽しめるWiiのゲームからインスピレーションを得て、よりポータブルな形でエクササイズを楽しめるデバイスの開発に取り組んだという。
創設当初からグローバル展開を視野にいれて活動。2013年日本に上陸した。現在、アメリカを中心に、中国、韓国、シンガポールなどに支局を設けてグローバルで展開を行っている。
フィットビット(fitbit)のコンセプトは、生活を変えていくためのサポート役となること。健康づくりとフィットネスに関連するアイテムとして、フィットネスウェアラブルデバイス「フィットビット(fitbit)」を開発。アクティビティートラッカー(活動量計)と呼ばれるデバイスで、日々の歩数や活動量、睡眠時間などを記録し、データとしてまとめてくれる。
「フィットビット(fitbit)」の特徴は、腕などに着用できるウエアラブルなデザインであること。また、シンプルで無駄のない洗練されたデザインを得意とする。
「フィットビット(fitbit)」の主力製品となるのは、バングルのようなスリムデザインのフィットネストラッカー。「フィットビット チャージ(Fitbit Charge)」は、消費カロリーや睡眠時間などの記録が可能。改良を繰り返し「フィットビット チャージ 3」では、最新の心拍数センサーとアルゴリズムを採用することで、24時間心拍数を測定することも可能になった。
また、アクティビティートラッカー(活動量計)の機能に加えて、音楽再生や決済などの機能も取り入れたスマートウォッチタイプも展開。
製品だけでなく、フィットビットアプリも展開。歩数、距離、消費カロリーなど1日のアクティビティの測定に加えて、カロリー計算や栄養を確認できる食事ログや、睡眠時間目標のアドバイスなどトータルで生活をサポートする。フィットビットを使用している仲間とのデータ共有などのコミュニケーション機能も担う。