2020年、日本人デザイナーの桑田悟史が「セッチュウ(SETCHU)」をスタート。
セッチュウ(SETCHU)は、イタリア・ミラノを拠点とするユニセックスファッションブランド。桑田悟史がデザイナーを務める。
「和洋折衷」という言葉に由来するブランド名が示す通り、和と洋の折り重なるところ、2つの異なるものの融合を表現。クラシックなものから着想し、シンプルで機能的な衣服の製作を行っている。デザインは、長く愛用されるものを目指すとともに、男女間の区別がないこと、あるいはその互換性が存在するという考えに基づいている。
桑田悟史は、ジバンシィ、イードゥン、カニエ・ウェスト、ガレス ピューなどで経験を積む一方、ロンドンのサヴィル・ロウにあるテイラー「H・ハンツマン&サンズ 」などでテーラリングの才能を開花。2020年に自身のブランド「セッチュウ」をスタート。LVMHプライズ2023を受賞するほか、2024年には「ヴェネチア・ビエンナーレ」のオープニングに「H・ハンツマン&サンズ 」との協業コレクションを発表している。