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Ferrari

フェラーリ

ブランドのはじまり

1947年に設立。

フェラーリについて

フェラーリ(Ferrari)は、イタリアの高級自動車メーカー。自動車だけにとどまらず、ライフスタイルを提案するブランドとしてウォッチやファッションなども展開している。

自動車も洋服も“身に纏うもの”という点で共通していると考えるフェラーリは、素材、色、デザイン、機能を統合し、ファッションと車づくりを融合させる。ファッションにおいては、サステイナブルなファブリック、原⾊、独創的デザインのフォルムを特徴とし、⼤胆で果敢、かつ⾃⼰主張のある美意識を示していく。

フェラーリの沿革・歴史

1945年、ドライバー兼チームマネージャーで、レーシングマシンの設計・製造にも携わっていたエンツォ・フェラーリが、レースに勝つための新たなマシンを開発してほしいと、ジョアッキーノ・コロンボに依頼したことが発端。エンツォ・フェラーリは完成したマシン「125 S」でピアツェンツァ・サーキットでのレースに参加するが、燃料ポンプの故障でリタイアを余儀なくされた。しかし、その後4か月の間に125 Sは13レースに出場し、うち6レースで勝利を収めたことで自動車メーカーの立ち上げに至る。

1948年、初めて参加した国際的なモーターショーにおいて「166 MM」を発表。速さと力強さを兼ね備える一方、ソフトでシンプルなラインによって築かれるオープントップの独特な車は、当時のマスコミ陣から“Barchetta”=小舟と呼ばれた。以降、“Barchetta”はオープントップのスポーツプロトタイプモデルを示す言葉として用いられている。

1949年、24時間でのサーキット周回数を競うフランスの名誉ある大会ル・マン24時間レースにて初優勝を果たす。

戦後の産業復興の波にのり、自動車業界は大きく動き始める。そうした中で、国際自動車連盟「FIA(エフアイエー)」はレースに厳しいレギュレーションを設け、1950年からは新たなトップカテゴリーを設置。F1世界選手権が初めて実施されることとなった。(当時は6か所で開催されるヨーロッパグランプリと、アメリカで開催されるインディ500を組み合わせたスケジュール)

1950年のシーズン、ベルギーのモンスで開催されたF2(エフツー)レースに出場。スカリ、ヴィロレージ、コテージが166 F2でワンツースリーフィニッシュを果たす。その後1950年5月21日、スクーデリア・フェラーリがF1デビュー。翌年には、ライバルでもあるアルファロメオ 159を破って、F1初優勝、さらに翌年6月2日のモナコで初勝利を収めた。

1958年には、F1におけるドライバーズタイトルとコンストラクターズタイトルの獲得、世界スポーツカー選手権での勝利など、世界タイトル3つを手に入れたことから米国へ進出。フロリダのデイトナとセブリングで開催される2つのクラシックレースを皮切りに、耐久レースシーズンへと突入する。

1962年から1964年にかけて、国際マニュファクチャラーズ選手権を制した「250 GOT」が登場。歴代モデルの中でも最も美しい1台だと評価され、フェラーリブランドを象徴するモデルとなっていく。

1969年、イタリアの自動車メーカー、フィアットがフェラーリの株式を50%取得し、フェラーリはフィアットの傘下となる。

1984年、後に「スーパーカー」の称号を冠されるモデル「GTO」が誕生。フェラーリの歴史において初の限定生産モデルとなった。さらに同年には、パリモーターショーで、フェラーリのアイコンモデルとも言える「テスタロッサ」を発表。

1988年、エンツォ・フェラーリが90歳で逝去。

1992年、「テスタロッサ」の系譜を継ぐ「512 TR」が登場。ロサンゼルスモーターショーにて初披露された。1994年には、改良された「F512 M」が登場する。

1996年、モナコグランプリで、ミハエル・シューマッハの「F310」が勝利。その後、1999年には、16年ぶりにコンストラクターズタイトルを獲得し、以後2004年まで毎年コンストラクターズタイトルを勝ち取った。さらに2000年から5年連続でシューマッハがドライバーズタイトルを獲得。

2002年、シューマッハが7月時点でタイトル獲得を決定するというF1史上初の偉業を成し遂げる。10月にスクーデリアがサーキットで有終の美を飾るとメラネッロがパリモーターショーで「Enzo Ferrari」を公開。399台限定生産となった「Enzo Ferrari」は、サーキット専用に制作されたモデルで、非常にパワフルなハイテク実験カーであった。

2005年、12気筒ベルリネッタの優れた性能とコンバーチブルの多様性を兼ね備えた革新的なモデル「スーパーアメリカ」を発表。

2009年9月、フランクフルトモーターショーで「458 イタリア」を発表。マラネッロが手掛けた8気筒エンジンモデルであり、スタイル、技術、独創性すべてにこだわった同モデルは、イタリアが生み出した最高傑作とも言われた。

2011年、初の4WDフェラーリが誕生。ドライバーと乗員を包み込む快適な4つのシートを備えた4輪駆動ということから「Ferrari Four」=FFと表現された。実用性を徹底的についきゅうした快適さだけでなく、洗練された室内や流れるようなフォルムも魅力的。

2013年、初のハイブリッドカー「ラフェラーリ」発表。2016年には「ラフェラーリ」のオープン仕様も登場する。

2021年、初めてウィメンズ、メンズ、キッズに向けたファッションコレクションを発表。フェラーリの本拠地であるマラネッロにてファッションショーを含むリアルイベントを開催。翌日よりフェラーリ公式サイトおよび、同日より新コンセプトを掲げてオープンとなる店舗にて順次発売。その後世界各地にて店舗を順次拡大していく。

また、このファッションコレクションのローンチと同時に、レストランもオープン。マラネッロのレストラン「リストランテ・カバリーノ」が全面的なリノベーションを経て、ミシュランの星を獲得した著名なシェフであるマッシモ・ボットゥーラとの協働プロジェクトのもとリニューアルオープンを果たす。

公式サイト

https://www.ferrari.com/ja-JP

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