エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)として1910年に創業。2021年よりブランド名を「ゼニア(ZEGNA)」に改名。
ゼニア(ZEGNA)はイタリアのファッションブランド。ラグジュアリーなメンズウェアを提案している。
北イタリア・ピエモンテの山中に232号線と呼ばれる道を切り開き、ブランドの成長の中で、服地工場を取り巻いた、100平方キロメートルにわたって広がるオアジ ゼニア自然地区を設立した。232号線は今なおブランドのシンボルとなっている。
エルメネジルド・ゼニアとしてのオリジナルの製品以外にも他ブランドのコレクションの製造も手がけ、トム フォードがブランドを立ち上げた際、そのコレクションはエルメネジルド・ゼニアが製造した。
創業以来、ファミリービジネスの形態をとっており、現在は3代目のジルド・ゼニアにより経営。イタリアを代表するメンズラグジュアリーブランドとして、世界80ヵ国で500を超える店舗で取り扱われている。2021年までに取扱店のうち、ゼニアは239店の直営店を運営している。
1910年、エルメネジルド・ゼニアがビエラ・アルプスの小さな町、トリヴェロに工場を創業。創業当初はテキスタイルメーカーとして「エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)」がスタートした。30年代に高品質の毛織物の生産をスタート。これにより紳士服の生地で徐々に有名となる。
80年代、創業者の孫、エルメネジルド・ゼニア(現CEOで創業者と同名)が既製服部門の責任者に就任。高級衣服の生産工場(メーカー)としてだけではなく、ブランドとしても成長する。
2009年1月30日、東京、新宿に日本初のグローバルストアをオープンする。
2012年、元イヴ・サンローランのステファノ・ピラーティが「エルメネジルド ゼニア」のヘッドデザイナーに就任し、2016年秋冬コレクションまで担当。
2016年2月、ベルルッティ(Berluti)のアーティスティックディレクターを約5年間にわたり務めていたアレッサンドロ・サルトリ(Alessandro Sartor)が、新アーティスティック ディレクターに就任。2018年、トム ブラウンを買収。
2021年12月、リブランディングに伴いブランド名を「エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)」から「ゼニア(ZEGNA)」に変更。