療養生活を送る老婦人の元に、足繁く通う老人が、自身のノートからある恋愛の物語を読み聞かせる。それは、1940年の夏、南部の小さな町で始まる物語だった。休暇を過ごしに都会からやって来た、裕福な17歳の女性アリーは、地元の製材所で働く貧しい青年ノアと出逢い、激しい恋に落ちる。しかしアリーの将来を案じる両親に交際を阻まれ、都会へ連れ戻されてしまう。 ノアは365日毎日手紙を書くが、一通の返信もないまま、やがて、第2次世界大戦が始まる。アリーはノアが毎日手紙を書いていた事実を知る。