主人公の安希子はある日の通勤途中、突然足が動かなくなる。 メンタルが病み、仕事を辞め、大好きだった男も忘れられず、貯金も10万円を切ってしまい……。そんな時、友人から勧められたのが、当時56歳で都内の一軒家で一人暮らしをするサラリーマン、 通称ササポンと”まさか”の同居。貯金も底がついていた安希子はおっさんとの奇妙な同居生活をスタート。しかし、不思議な存在・ササポンとの同居生活をしていく中で、崖っぷちアラサー女子・安希子は徐々に”日常”を取り戻していく。
映画『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』は、元SDN48の大木亜希子による同名小説を原作とする映画作品。大木亜希子の実録私小説である原作をもとに、崖っぷちアラサー女子と赤の他人のおっさんの同居生活を映し出す。監督は穐山茉由。