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映画『ミツバチと私』“本当の自分”を探す子の葛藤&寄り添う家族の物語、主演は9歳のソフィア・オテロ

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スペイン映画『ミツバチと私』が、2024年1月5日(金)に公開される。

“自分探し”をする子どもの葛藤と家族の物語

『ミツバチと私』場面カット|写真1

スペイン映画『ミツバチと私』は、自分の性別に悩み、“本当の自分”を探す8歳の主人公と、葛藤しながらも寄り添う家族の物語。トランスジェンダーの悩みを抱える子どもだけでなく、母、祖母の3世代の視点を交え、それぞれの考えで人生を生き抜く姿を描き出す。

主人公は約500人の中から選ばれたソフィア・オテロ

『ミツバチと私』場面カット|写真5

主人公のアイトールは、約500人の中からオーディションで選ばれたソフィア・オテロ。本作が映画初出演となるオテロは、子どもが抱える不安や心の機微を繊細に表現し、史上最年少の9歳にして、ベルリン国際映画祭にて最優秀主演俳優賞を受賞した。

ちなみにベルリン国際映画祭では、2020年に男優賞・女優賞が廃止され、性別区分のない主演俳優賞、助演俳優賞が設けられている。

『ミツバチと私』場面カット|写真4

劇中では、自然豊かなバスクの川でのひと時や、どうしようもない憤りで顔を歪ませる姿、母・アネの目を盗み兄のエネコとプールに大量の石鹸を入れて泡だらけにするシーンも。それらを通して、オテロ演じるアイトールの繊細で豊かな表情を見ることができる。

監督はエスティバリス・ウレソラ・ソラグレン

『ミツバチと私』場面カット|写真6

監督は、第75回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映された『Chords』など数々の短編を手掛けてきたスペイン人監督のエスティバリス・ウレソラ・ソラグレン。彼女にとって長編劇映画デビュー作となった映画『ミツバチと私』は、ベルリン国際映画祭の銀熊賞に加え、ギルド賞をW受賞。さらに、第26回マラガ・スペイン映画祭でも最優秀スペイン映画賞を受賞するなど、世界各国から注目を集めている。

映画『ミツバチと私』あらすじ

夏のバカンスでフランスからスペインにやってきた家族。 8歳のアイトールは、自分の性自認が分からず、違和感と居心地の悪さに悩み、心を閉ざしていた。母はそんなアイトールを愛しながらも向き合い方に迷っている。ある日、叔母が営んでいる養蜂場でミツバチの生態を知ったアイトールは、ハチや自然と触れ合うことで心をほどき、多様性を受け入れ、ありのままで生きていきたいという思いを強くしていく。

【作品詳細】
映画『ミツバチと私』
公開日:2024年1月5日(金)
監督・脚本:エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン
撮影:ジナ・フェレル・ガルシア
美術:イザスクン・ウルキホ
編集:ラウル・バレラス
字幕:大塚美左恵
出演:ソフィア・オテロ、パトリシア・ロペス・アルナイス、アネ・ガバライン
配給:アンプラグド
英題:20,000 SPECIES OF BEES

© 2023 GARIZA FILMS INICIA FILMS SIRIMIRI FILMS ESPECIES DE ABEJAS AIE

Photos(14枚)

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