エルメス(HERMÈS)は、2024年の1年間を通し、各月でテーマを設けたイベントやインスタレーションを行う「ランタンエルメス(LANTERNE HERMES)」を銀座メゾンエルメスにて実施。2024年1月5日(金)からは「ボタニカル(BOTANICAL)」をテーマに、フラワーショップや特別なウィンドウディスプレイを実施する。
フランス・パリ、フォーブル=サントノーレ24番地に位置するエルメス第1号店のエスプリ(魂)が宿る、東京・銀座メゾンエルメス。その場所を舞台とする「ランタンエルメス」では、2024年のエルメスの年間テーマ「フォーブルの魂」に関連して、イベントやインスタレーションを実施し、音楽や花にあふれる特別な1年を届ける。また、2023年12月26日(火)には一足先に特設サイト《ランタンエルメス》をオープンし、オンラインとリアルの双方で毎月異なる物語を提供していく。
2024年1月は「ボタニカル」がテーマに。銀座エルメスの1階には、期間限定の花屋が出現する。また、フラワーアーティストの東信による特別なウィンドウディスプレイ「植物の謎」が展示され、1年の始まりを華やかに飾る。
一方オンラインでは、フォーブル店の庭師であるヤスミナ・デムナティによるエルメスの庭の話を公開するほか、これまで「カレ」やウィンドウで植物を表現してきたイラストレーターのケイティー・スコットと東信とのクロストークが公開される。
2月のテーマは「ジュークボックス(JUKEBOX)」。音楽がメインコンテンツだ。銀座メゾンエルメスでは、ミュージックパフォーマンスが実施される。
そしてオンラインでは、スペシャルオーダー部門のクリエイティブディレクター、アクセル・ドゥ・ポーフォールが語る音楽の話のほか、音楽アーティスティック・ディレクターのティエリー・プラネールによるプレイリストを公開する。
「ジャンピング(JUMPING)」をテーマとする3月は、銀座メゾンエルメスに、パリで開催される国際的な馬術の障害飛越競技大会「ソー・エルメス」が体験できるVRを用意。サプライズと感動に溢れる乗馬の世界に浸ることができる。
オンラインでは、エルメスのパートナーライダーであるカレン・ポーリーによる馬の話や、「ソー・エルメス」の見どころ解説を公開する。
イベント名に“ランタン”を冠した理由は、銀座メゾンエルメスの誕生秘話がもととなっている。
1837年にパリで馬具工房としてスタートしたエルメスが、日本の「家(メゾン)」として銀座メゾンエルメスを構えたのは2001年のこと。5代目の社長ジャン=ルイ・デュマは、まるで街を温かく照らすランタンのような存在になってほしいと考え、そのアイデアは、“風土と調和する建築”を得意とする建築家のレンゾ・ピアノと、ジャン=ルイの妻でインテリアデザイナーであるレナ・デュマによって現実のものとなった。
透明なガラスブロックで構成された“銀座のランタン”は、オープンしてこれまで20年以上、昼は街の風景を写し込み、夜は光が灯り内側から街を照らしている。
【詳細】
「ランタンエルメス」
会場:銀座メゾンエルメス
住所:東京都中央区銀座5-4-1
■1月「ボタニカル」
スタート日:2024年1月5日(火)
■2月「ジュークボックス」
■3月「ジャンピング」