fashionpress[ファッションプレス]

fashionpress x fashionpress instagram 検索
menu

fashionpress[ファッションプレス]

  1. トップ   /  
  2. ニュース   /  
  3. 映画   /  
  4. トピック

スリラー映画『聖なるイチジクの種』家庭内で消えた1丁の銃から疑惑が交錯、予想不能なサスペンス

  •  twitter
  •  facebook logo
  • LINE
  • LINK リンクをコピー
記事のURLをコピーしました

サスペンススリラー映画『聖なるイチジクの種』が、2025年2月14日(金)に公開される。

家庭内で消えた1丁の銃、不安と緊張のサスペンス

『聖なるイチジクの種』場面カット|写真1

映画『聖なるイチジクの種』は、2022年に実際に起きた社会問題を背景にしたサスペンススリラーだ。ヒジャブの着用を巡って警察に拘束された若い⼥性の不審死に対する、市民から政府への抗議運動が過熱するイランが物語の舞台。とある家庭内で消えた1丁の銃を巡り、家庭内に不安と疑惑が立ち込める。家族でさえ知らなかった家族の顔があぶり出され、それぞれの疑惑が交錯していく様を、実際の映像も取り入れながら描き出していく。

銃はなぜ消えたのか?家族が疑心暗鬼に

『聖なるイチジクの種』場面カット|写真7

国家公務に従事する⼀家の主・イマンは20年間にわたる勤勉さと愛国⼼を買われ夢にまで⾒た予審判事に昇進した。しかし実際の業務は、反政府デモ逮捕者に不当な刑罰を課すための国家の下働き。報復の危険が付きまとうため国から家族を守る護⾝⽤の銃が⽀給される。しかしある⽇、家庭内から銃が消えた。当初はイマンの不始末による紛失だと思われたが、次第に妻・ナジメ、姉のレズワン、妹・サナの3⼈に疑いの目が向けられる。

秘密裏にデモに加担する友⼈と連絡を取りながら、執拗に家族を疑う⽗に対し、娘たちは強い疑念を投げかける。捜索が続くにつれ、だんだん疑心暗鬼になっていく家族。不安と緊張が予測不可能に加速していく中で明らかになる、“禁断の真実”とは?

監督はモハマド・ラスロフ

『聖なるイチジクの種』場面カット|写真4

監督は、『ぶれない男』『悪は存在せず』など8本の⻑編映画を製作し、カンヌ国際映画祭やベルリン国際映画祭などの名だたる映画祭でも高評価を受けるモハマド・ラスロフ。なお、モハマド・ラスロフの作品はいずれも検閲のためイラン国内では上映されておらず、監督⾃⾝は何度も投獄を経験している。なお、映画『聖なるイチジクの種』は第77回カンヌ国際映画祭にて審査員特別賞を受賞。第82回ゴールデングローブ賞では⾮英語作品賞にノミネートされている。

【詳細】
映画『聖なるイチジクの種』
公開日:2025年2月14日(金)
監督・脚本︓モハマド・ラスロフ
出演︓ミシャク・ザラ、ソヘイラ・ゴレスターニ、マフサ・ロスタミ、セターレ・マレキ
英題:The seed of the sacred fig

©Films Boutique

Photos(10枚)

『聖なるイチジクの種』場面カット|写真1 『聖なるイチジクの種』場面カット|写真2 『聖なるイチジクの種』場面カット|写真3 『聖なるイチジクの種』場面カット|写真4 『聖なるイチジクの種』場面カット|写真5 『聖なるイチジクの種』場面カット|写真6 『聖なるイチジクの種』場面カット|写真7 『聖なるイチジクの種』場面カット|写真8 『聖なるイチジクの種』場面カット|写真9 『聖なるイチジクの種』場面カット|写真10

キーワードから探す