東京都庭園美術館が、約3年間の改修工事を経て、2014年11月22日(土)にリニューアルオープンする。
1933年、アール・デコ様式を本格的に取り入れた建築・旧朝香宮邸として誕生した、東京都庭園美術館の本館。今回のリニューアルでは施設改修のほかに、殿下居間の壁紙やカーテンの復原や、外壁の塗り替え、香水塔の修復などを通して、これまで以上に創建当初の雰囲気に近づけたという。また本館に隣接する新館には、ホワイトキューブの展示室やミュージアムショップ、カフェが新設される。
そんな生まれ変わった東京都庭園美術館では、開館日である11月22日(土)から12月25日(木)までの期間、リニューアルオープン記念として2つの展覧会が開催される。1つは、朝香宮邸に関わった設計者・技術者に焦点を当てた「アーキテクツ/1933/Shirokane アール・デコ建築をみる」展。もう1つが、新館のホワイトキューブの展示室をメイン会場として実施される、現代美術家・内藤礼による「信の感情」展だ。1枚のチケットでどちらも見ることができるので、美術館の歴史を振り返ることと、新たな感性に触れること、その両方を堪能する1日にしてみてはどうだろう。
【施設情報】
東京都庭園美術館
リニューアルオープン日:2014年11月22日(土)
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
住所:東京都港区白金台5-21-9
TEL:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
【開催情報】
「アーキテクツ/1933/Shirokane アール・デコ建築をみる」展+「信の感情」展
期間:2014年11月22日(土)〜12月25日(木)
料金:一般 700(560)円、大学生 560(440)円、中・高校生・65歳以上 350(280)円
※( )内は20名以上の団体料金。
※小学生以下、都内在住在学中学生、障がい者手帳所持者・介護者1名は無料。
※第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上無料。
夜間開館:12月22日(月)〜12月25日(木)は20:00まで(入館は19:30まで)。