東京駅前八重洲一丁目東地区の再開発によって「トフロム ヤエス(TOFROM YAESU)」が誕生。東京駅直結の複合ビル「トフロム ヤエス ザ フロント(TOFROM YAESU THE FRONT)」が、2026年7月に竣工予定だ。
ビッグターミナルである東京駅前八重洲エリアの大規模再開発の一環として、八重洲一丁目東に誕生する「トフロム ヤエス」は、東京駅前の大丸東京の西側、そして2023年3月に開業を迎えた「東京ミッドタウン八重洲」の北側に位置するエリアを指す。
エリア内には「トフロム ヤエス ザ フロント」と「トフロム ヤエス タワー(TOFROM YAESU TOWER)」という2つのビルを建設。いずれも八重洲地下街と連結した地下通路にて東京駅直結となり、天候に左右されることなくスムーズにビル間を往来することができるようになる。
地下1階から10階、屋上ルーフトップで構成される「トフロム ヤエス ザ フロント」の地下1階から2階には、にぎわいのある商業施設がオープン。3階以上にはオフィスが入居する。
「トフロム ヤエス ザ フロント」低層階に展開される商業施設のフロアでは、街を訪れた人やオフィスワーカーが日常的に足を運びたくなるような飲食店舗や物販店舗をオープン。親しみやすい空間を目指す。なお、商業空間の店舗数は「トフロム ヤエス タワー」と合わせると約70店舗となる見通しだ。
また、東京駅のパノラマビューを楽しめる屋上「ルーフトップテラス」は、開放感あふれる屋外空間に。リフレッシュしたい時の憩いの場や、コミュニケーションスペースにもぴったりの場所となる。
1階エントランスには、立体的な壁面緑化を行い、木や石などの素材を組み合わせることで自然を感じる佇まいに。新たな“街の顔”となるような建物となる見通しだ。
なお、八重洲一丁目東地区のもう1つの新ビル「トフロム ヤエス タワー」は、地上51階の大規模複合ビルとなる。商業施設をはじめ、演劇やコンサート等を開催する劇場が整備される。また、地下2階には国内最大級のバスターミナルが登場。羽田や成田への国際空港直行バスや主要都市を結ぶ高速バスが発着予定だ。
【詳細】
「トフロム ヤエス ザ フロント」
竣工時期:2026年7月(予定)
所在地:東京都中央区八重洲一丁目9番の一部
階数:地上10階・地下1階
高さ:約45m
敷地面積:約1,280㎡
延床面積:約12,220㎡
フロア構成:
・R階 ルーフトップテラス
・3階~10階 オフィス
・B1階~2階 商業施設