「八重洲プロジェクト」による東京駅前八重洲一丁目東A地区の再開発事業にて、東京駅直結の複合ビルが誕生。竣工は2026年を予定している。
「八重洲プロジェクト」では、ビッグターミナルの東京駅前八重洲エリアを再開発。八重洲一丁目東のA地区・B地区において、それぞれ新たな複合ビルを建設する。いずれも八重洲地下街と連結した地下通路にて東京駅直結となり、天候に左右されることなくスムーズにビル間を往来することができるようになる。
A地区に建設されるビルは、地下1階から10階、屋上ルーフトップで構成。3階以上にはオフィスが入居し、地下1階から2階には、にぎわいのある商業施設が展開される。
商業施設のフロアでは、街を訪れた人やオフィスワーカーが日常的に足を運びたくなるような飲食店舗や物販店舗をオープン。親しみやすい空間を目指す。
また、東京駅のパノラマビューを楽しめる屋上ルーフトップテラスは、開放感あふれる屋外空間に。リフレッシュしたい時の憩いの場としてや、コミュニケーションスペースにもぴったりの場所となる。
1階エントランスには、立体的な壁面緑化を行い、木や石などの素材を組み合わせることで自然を感じる佇まいに。新たな“街の顔”となるような建物となる見通しだ。
なお、八重洲一丁目東地区のB地区では、八重洲通りをはさんで東京ミッドタウン八重洲に隣り合うような形で地上51階の大規模複合ビルを建設。商業施設や、演劇やコンサート等を開催する劇場が整備される。また、地下2階には国内最大級のバスターミナルが登場。羽田や成田への国際空港直行バスや主要都市を結ぶ高速バスが発着予定だ。
【詳細】
東京駅前八重洲一丁目東A地区第一種市街地再開発事業
竣工:2026年(予定)
所在地:東京都中央区八重洲一丁目9番の一部
階数:地上10階・地下2階
高さ:約45m
敷地面積:約1,280㎡
延床面積:約12,220㎡
フロア構成:
・R階 ルーフトップテラス
・3階~10階 オフィス
・B1階~2階 商業施設