映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』が2026年に公開される。主演は岡田准一。
1963年、全米ビルボードチャートで3週連続1位の快挙を果たした「SUKIYAKI」こと「上を向いて歩こう」。当時“六八九トリオ”と呼ばれ人気を博した作曲家・中村八大、作詞家・永六輔、歌手・坂本九の3人が作り上げた楽曲だ。
映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』の主人公は、天才ジャズピアニストであり、数々の名曲を生み出した作曲家・中村八大。「上を向いて歩こう」の誕生秘話を、事実に基づいたフィクションで描き出す。なお、中村は「上を向いて歩こう」のほか、「明日があるさ」「こんにちは赤ちゃん」「遠くへ行きたい」「世界の国からこんにちは」、さらにはバラエティ番組「笑点」のテーマソングを手掛けたことでも知られている。
そんな稀代のヒットメーカーの波乱万丈の人生を演じるのは、第38回日本アカデミー賞にて『永遠の0』で最優秀主演男優賞、『蜩ノ記』で最優秀助演男優賞をダブル受賞を果たした岡田准一。『ザ・ファブル』『燃えよ剣』『ヘルドッグス』など多彩な作品で活躍している。
岡田は中村八大役を演じるにあたり、ピアノの演奏に挑戦。「母がピアノの先生なので、ピアノを弾く役は親が喜んでくれると思い、とても嬉しいのですが、小学生の頃やたまにライブで弾く程度だったので、今回ピアノを弾くということもチャレンジになります」とコメントを寄せており、天才ジャズピアニストを演じるために猛特訓中とのことだ。
監督は、『ヘヴンズ ストーリー』でベルリン国際映画祭の国際批評家連盟賞を受賞するなど国内外から高い評価を得る瀬々敬久。『糸』『護られなかった者たちへ』『ラーゲリより愛をこめて』などを手掛けてきた瀬々が、音楽の力を感じる感動物語に挑む。
脚本は、『あゝ荒野』『宮本から君へ』『正欲』などで知られる港岳彦が担当する。
主人公・中村八大(なかむら はちだい)…岡田准一
「上を向いて歩こう」の作曲家。幼少期より音楽に親しみ、神童としてピアノの腕を磨いた。大学在学中にジャズピアニストとして爆発的な人気を集めた。作曲家に転身後、大学の後輩・永六輔と共に“六八コンビ”として音楽バラエティ番組「夢であいましょう」を手掛ける。「明日があるさ」「遠くへ行きたい」「こんにちは赤ちゃん」など数々のヒット曲を生み出した。
【作品詳細】
映画『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』
公開時期:2026年
監督 :瀬々敬久
脚本:港岳彦
出演:岡田准一
音楽監督・音楽 :岩崎太整
音楽 :林正樹