11月8日(月)、リミ フゥ(LIMI feu)がコレクションを購入された方、一般の顧客などを招待し、特別コレクション「10 years of TRACE LIMI feu Collection」をラフォーレミュージアム六本木で開催した。
TRACE(トレース)コレクションとは、リミ フゥを応援する一般の方々にパリで発表してきた最新アイテムをいち早く見ることができる特別なコレクション。2010年、10月29日に発表された2011S/Sのパリコレクションをベースに、このコレクションだけのために作った日本限定ピースも加えられた。
(パリのショーレポートは「リミフゥ(LIMI feu)2011S/Sパリコレクション」を確認。)
コレクションはモノトーンが中心。白と黒という同ブランド長年のキーカラーをドレープやギャザー使い、テラード技術によって魅せたコレクションとなった。ポイントとなるのはアシメトリーなアイテム群で、ワンピースは肩袖だけ着物スリーブで、裾も斜めで左右の丈が異なっている。ギャザーを寄せたマキシ丈のスカートやドレスなど、全体的にゆったりとしたシルエットが目立つが、ドクター マーチンのブーツなどで足下をタイトに引き締める。
パリコレクションでは未発表であった裾が鮮やかなピンクのシースルースカートが登場。紅一点で全体にインパクトと華やかな印象を持たせるとともに、黒と白のワントーンでまとめられたルックの魅力を一層ひきだした。
モデルはボリュームのあるカーリーヘアに山高帽、白塗りに下まつげのメイクを施し、キューブリック作品の「時計仕掛けのオレンジ」を思わせる。また、ショー中盤には、リミ フゥのショーではお馴染みのモデルSachiがパリと同様に登場。妊娠中の彼女が、大きなお腹に優しく手をあてながらブラックドレスを着て歩く姿が強い印象を残した。