展覧会「こどもとファッション 小さな人たちへのまなざし」が2016年4月23日(土)から6月5日(日)までの期間、神戸ファッション美術館で開催される。
左)男児服(ユサール風) 1900年頃 藤田真理子氏蔵
右)ピエール=トマ・ルクレール『ギャルリー・デ・モード・エ・コスチューム・フランセ』
1776年 個人蔵(石山彰氏旧蔵)
子どもたちが着ている服は、その時代、社会の意識や価値観をリアルに反映している。18世紀半ば、子どもへの関心が高まり、身体的心理的発達に配慮した固有のものとして服がデザインされはじめ、19世紀後半に独自のスタイルを生み出した。
本展では、18世紀後期のヨーロッパの子ども服の誕生とその後の変遷を紹介する。その当時に製作された実際のワンピースや男児用のスーツなどを展示。
また、明治以降の日本の子ども服や、絵画、版画、写真など多彩な表現の展示も行い、時代ごとに変化する子ども観のあり様を見つめ直す機会にもなるだろう。
【概要】
こどもとファッション 小さな人たちへのまなざし
会期:2016年4月23日(土)~6月5日(日)
場所:神戸ファッション美術館
住所:神戸市東灘区向洋町中2-9-1
TEL:078-858-0050
開館時間:10:00〜18:00 (入館は17:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日の平日が休館)、4月12日(火)~22日(金)
入館料:一般 500円、小中高65歳以上 250円
※上記料金で特別展示とベーシック展示の両方を観覧可能。