「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」の計3棟の新超高層タワーが、「虎ノ門ヒルズ 森タワー」の隣接地に誕生。さらに、新駅となる東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」が開業する。
2014年6月の「虎ノ門ヒルズ」誕生を起爆剤に、都市再生に向けて大きく動き出した虎ノ門エリア。今では虎ノ門のランドマークとなっている「虎ノ門ヒルズ」を囲むように、オフィスを中心とした「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」と、住宅を中心とした「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」が建設される。さらに、桜田通りを挟んだ西側には、東京メトロ日比谷線の新駅「虎ノ門ヒルズ駅」と一体開発する「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」が誕生する。
「虎ノ門ヒルズ ステーションタワー」は、東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」と一体的に開発する地上49階建て、高さ約266mの超高層タワー。駅前広場と一体となった商業施設には約70店舗が出店する他、国際水準の「ホテル虎ノ門ヒルズ」、オフィスなどを設ける。また、最上部には様々なビジネスイベントに対応するフォーラム、ギャラリー、レストラン等を有する多機能複合施設「TOKYO NODE」が開設される予定だ。
「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」は、96,000㎡の大規模オフィスと約7,600㎡の商業施設を擁する地上36階建ての超高層複合タワー。地下1階から地上4階の一部に位置する商業施設部分は、2020年6月11日(木)に開業を迎えた。
目玉となるのは、新宿の名店「鳥茂」や銀座の本格割烹「器楽亭」など、東京中の名店が一堂に集まる「虎ノ門横丁」だ。本店ではコースのみを提供している店舗でもアラカルトで注文できるなど、珠玉のメニューを少しずつ楽しむことができる。
地下1階から2階には、虎ノ門エリア初となる物販フロアやスーパーマーケットなどがあり、エリア初となるスーパーマーケット「福島屋」や、フレンチの巨匠ジョエル・ロブションによるカフェ&ブティックの新業態「ル カフェ ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」など、話題のショップが目白押しだ。
アーバンリサーチ(URBAN RESEARCH)とファミリーマートが都市型ワーカー向けにオフィス内で展開する「ファミマ!!」のコラボレーションによる次世代型コンビニにも注目。アパレルやライフスタイル雑貨を提案「アーバンリサーチエリア」や、食やお土産品を充実させた「ファミマ!!エリア」などで構成された、ライフスタイル提案型のショップとなっている。
地上54階建ての「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」は、延床面積約121,000m²、住宅約550戸を内包する住宅中心のタワー。森ビルの高級住宅ブランド「MORI LIVING」シリーズの最高峰となる住宅のほか、低層部には約1,000㎡の商業空間や、6つ目となる会員制のヒルズスパも併設する。
「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」の1階には、日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」や既存の銀座線虎ノ門駅とも連結する、都心と臨海を結ぶBRT(バス高速輸送システム)や、空港リムジンバスも発着可能なバスターミナルを設置。「虎ノ門ヒルズ森タワー」の地下を走る環状二号線が全面開通すれば、羽田空港へはわずか25分でアクセス可能となる。タワー内2階には「虎ノ門ヒルズ 森タワー」と連結する歩行者デッキを設置。環状二号線の開通とともに誕生した「新虎通り」を含め、エリア全体のアクセスがより快適になる。