バレンタインイベント「スウィーツコレクション 2017」が、日本橋三越本店にて2017年2月1日(水)から14日(火)まで開催される。
都内三越グループの中でも最大の売り場面積を誇り、老舗ブランドが多く参加する日本橋三越本店のバレンタインイベント。2017年は、日本初上陸ブランド、カカオ豆からチョコレートを作る工程を一貫して手がける「ビーン・トゥ・バー」ブランドなど、新規店も含め、約110ブランドが集結する。
2017年のテーマ「カカオ ジャーニー~カカオを旅する・カカオと旅する~」に合わせ、国内ではなかなか出会えない海外ブランドも参戦。実は“チョコレート大国”であるフィンランドから“何時間船に乗ってでも買いに行く価値がある”と口コミで広がったと言われる「メルセデス ショコラトリー」がやって来る。また、近年注目が高まるニューヨーク・ブルックリンの「Raaka」からは、温度を抑えて作り出す“ローチョコレート”が、フィジーの「フィジーチョコレート」からはブラウンシュガーを使った健康志向なチョコレートが初登場となる。
「スウィーツコレクション 2017」のフロアには、100を越えるブランドから選りすぐりのチョコレートが展開。中には、日本橋三越本店でしか購入できない限定品も。オススメチョコレートをピックアップして紹介するので、訪れる前にチェックしてみて。
日本橋三越本店周辺は、徳川の時代からこの町を支えている国の重要文化財日本橋や水天宮-弁財天など、日本文化が溢れている。この土地柄にぴったりな和スイーツが「スウィーツコレクション 2017」にも登場。
金地の屏風に咲く燕子花の群生を描いた「雪佳燕子花図屏風チョコレート」は、「岡田美術館チョコレート」から。琳派の伝統美を受け継ぐ和風チョコレートは、アートピースと呼ぶにふさわしい優美な佇まいだ。木苺とイチジクを合わせたフルーティーなものや、ゴルゴンゾーラにオレンジピールのアクセントを加えたものなど、見た目だけでなく味わいにもこだわりが詰まっている。
宇治抹茶の老舗辻利は、抹茶を使った香り豊かなチョコレートを完成させた。石臼挽きの一番茶を使った濃厚な「濃い茶」、そして抹茶との相性を考えて生まれた山椒が香るショコラなど、スペシャリテが揃う。アクセントに添えたごまや金粉が、さりげなく和の心を演出。
鎌倉・小町通りに店を構える「ca ca o」からは、パリのサロン・デュ・ショコラ 2016で完売となった芋焼酎アロマ生チョコレート「小町通りの石畳 天使の誘惑」が発売。長期熟成された芋焼酎がカカオと出会い、豊かな香りへ。口どけはなめらかで、これまで体感したことのないほど、とろりととろける。
おもちゃ箱を開けたときのような、ワクワク感を与えてくれるチョコレートも存在する。宇宙に広がる惑星もスイーツになって、あっと驚かせてくれる。
リーガロイヤルホテル「ショコラブティック レクラ」の真っ黒なボックスに並んだチョコレートは惑星をイメージ。鮮やかなブルーやオレンジ、淡いホワイトなどの色彩を混ぜ合わせて、太陽系の惑星を再現した。口の中に入れると、フルーツピューレや紅茶などの風味が顔を出す。