年に1度のお菓子の祭典「第27回全国菓子大博覧会」が、2017年4月21日(金)から5月14日(日)まで三重県・県営サンアリーナとその周辺会場にて開催される。
明治44年から約4年に1度開催されている「全国菓子大博覧会」が三重県へ。初開催となる“お伊勢さん”菓子博2017期間中は、100人以上の三重県内の菓子職人が制作に関わった「巨大工芸菓子」の展示、限定スイーツ「老舗菓子屋共同開発のパフェ」「赤福祝盆」などの販売、菓子博史上初の試みとなる高校・専門学校生による工芸菓子展示など多彩な企画が用意される。
広大なメインアリーナには、歌川広重「伊勢参宮宮川の渡し」の浮世絵をモチーフに、江戸時代の伊勢まいりのにぎわいを表現した、巨大工芸菓子が出現。およそ幅10m、奥行き5.5mの迫力満点なスイーツは、県内100人以上の和洋菓子職人たちが結集して創り上げた力作だ。
江戸時代から明治にかけて作られた“黒糖味の赤福餅”が復刻。さらに、通常の赤福餅と、白小豆を使用した白あんの赤福餅を一つずつのせた、赤福の新商品「赤福餅 祝盆(いわいぼん)」も提供される。
日本全国を6ブロックに分け、各エリアから集めた約2,500点の菓子を展示。菓子と地域の関わりを紹介するコーナーを訪れると、まるで全国を旅しているような優雅な気分が味わえるはず。
三重県をはじめとする全国の菓子メーカーおよそ530社がイベントへ参加し、1,800点の商品を販売する。江崎グリコ、カルビー、不二家、ブルボン、明治、森永製菓、山崎製パン、ロッテのといった馴染みのメーカーが揃う「お菓子にぎわい夢横丁」も登場する。また、県内の高校生達が、三重県産のあおさ、伊勢茶、かんきつ類を使用し考案したレシピをプロが商品化したスイーツも並ぶ予定だ。
赤福、神戸風月堂、俵屋吉冨、つちや、花園万頭、両口屋是清の老舗和菓子メーカーが茶屋”をプロデュース。“お伊勢さん”菓子博2017のために共同開発したオリジナル和パフェ「しんかパフェ」は必食だ。
スイーツだけでなくトークショーも楽しめるのが、本展の魅力。ピース・又吉直樹と市川染五郎が駆けつけ、それぞれコーヒーや和菓子についてトークショーを展開する。
第27回全国菓子大博覧会・三重(愛称:お伊勢さん菓子博2017)
期間:2017年4月21日(金)~5月14日(日)
時間:10:00~18:00分 ※ただし、最終日は17:00まで
会場:三重県営サンアリーナ
住所:三重県伊勢市朝熊町字鴨谷4383-4
入場料:
・前売券 普通・大人1,800円 /シニア1,400円 /中学・高校生1,200円 /小学生700円
・当日券 普通・大人2,000円 /シニア1,600円 /中学・高校生1,400円 /小学生800円
※価格はすべて税込。
入場券販売場所:三重県内の菓子屋(三重県菓子工業組合加盟店)、中部・関西エリアのイオングループ各店舗(一部店舗を除く)、近鉄駅営業所、三重交通主要きっぷ売場、近鉄百貨店(一部店舗を除く)各店ギフトサロン他、主な旅行代理店、主なコンビニエンスストア、公式ホームページなど
※前売券は4月20日(木)まで販売、当日券は4月21日(金)から販売。
※3月から4月の間に全国7ヶ所のイオンで開催する三重県のフェアでも前売券を販売。