シャネル(CHANEL)は、「東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館」展を、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールにて開催する。期間は、2017年6月22日(木)から7月23日(日)まで。
Nobuyoshi Araki, "Tombeau Tokyo", 2016, gelatin silver print
© Nobuyoshi Araki / Courtesy of Taka Ishii Gallery
2017年度第3弾プログラムとなる今回は、世界で活躍する日本人写真家・荒木経惟の写真展を開催。東洋美術専門の美術館としてヨーロッパ最大規模を誇るフランス国立ギメ東洋美術館での大規模個展「ARAKI」にて発表された、新作「東京墓情」を日本初公開する。
「東京墓情」は、大規模個展「ARAKI」の中で撮り下ろしの新作として発表されたシリーズ。大病を経験し、そこから得た濃密な“死”への意識。その葛藤を抱きながらも自身の写真家人生を振り返った本作は、今の荒木経惟そのものを映し出す。
Nobuyoshi Araki, "Tombeau Tokyo", 2016, gelatin silver print
© Nobuyoshi Araki / Courtesy of Taka Ishii Gallery
また、「東京墓情」に加え、荒木がギメ東洋美術館所蔵の写真コレクションよりセレクトした、幕末・明治期の写真作品を併せて紹介。妖艶な魅力を放つ花々や緊縛ヌード、東京の街、亡き妻を思い見上げつづけた空景、苦楽をともにしてきた飼い猫チロなど、さまざまな対象を被写体に、独自の死生観を鮮烈に描き出してきた、写真家ならではの世界観が楽しめるはずだ。
【イベント詳細】
東京墓情 荒木経惟×ギメ東洋美術館
開催期間:2017年6月22日(木)~7月23日(日)
時間:12:00~20:00 ※入場無料・無休
会場:シャネル・ネクサス・ホール
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F