新複合商業施設「上野フロンティアタワー」が、東京・上野に2017年11月4日(土)にオープン。「パルコ」の新施設「パルコヤ(PARCO_ya)」や映画館などが開業し、幅広い世代が一緒に楽しむことができるラインナップになっている。
アメヤ横丁や食料品・雑貨の老舗など、歴史ある商店の魅力が再認識されるとともに、アクセス環境の良さや国内有数の観光拠点としても注目される上野御徒町エリアに、新しいランドマークが誕生する。
1階から6階には「パルコ」が新しい屋号を構えた「パルコヤ」が出店。7階から10階には台東区初のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 上野」。地下1階には「松坂屋上野店」の新編集売場「上野が、すき。ステーション」を開設する。12階から22階はオフィスゾーンとなる。
パルコヤのエスカレーターを上るとすぐに、TOHOシネマズのエントランスが広がる。ショッピングの前や後に8スクリーン、約1400席を備える劇場にアクセス可能だ。また、全スクリーンにヴィヴ・オーディオスピーカーを採用。優れた音質で映画を楽しむことができる。
中でも注目は、全68店舗が出店する「パルコヤ」だ。出店コンセプトは「ともだちを誘いたくなる、ちょっとおしゃれな おとなのたまり場」。上野御徒町エリアに集う都市生活者に向けて、「ちょっとおしゃれな」提案を発信し、毎日が楽しくなるようなコトやモノを提供していく。上野御徒町エリア初登場の52店舗がテナントとなり、新しい価値・魅力を提供。同時に、地元老舗11店舗の出店による上野御徒町エリア従来の魅力の発信も行い、多角的な地域活性を図る。
今回、特に強化した分野の一つは「食」。次々と巡りたくなるような「食」の空間を追求し、地元老舗の飲食店と選りすぐりの銘店が集結している。6階レストランフロア「口福回廊」に出店するのは、上野御徒町エリアの老舗「上野 焼肉 陽山道」、「浅草 銀鯱」、「うえの やぶそば」、そしてエリア初となる「仙臺牛たん炭焼利久」や「中国名菜 銀座アスター」など。
「北海道 くろまる」は、「北海道産牛ハンバーグステーキ 山わさびとアボカドフレッシュオニオンソース」「黒毛牛チーズハンバーグステーキ特製デミグラスソース」など、しっかりと肉の味わいを堪能できるハンバーグのメニューが揃う。
3階には行列のできる上野の老舗甘味処「あんみつ みはし」も出店する。「白玉クリームあんみつ」や、季節のフルーツを使った「フルーツクリームあんみつ」など、上野の名店の甘味を気軽に楽しめる。
一息つきたい時に立ち寄れるカフェもオープン。スターバックス コーヒー(Starbucks Coffee)やDEAN&DELUCA CAFE(ディーン&デルーカカフェ)、隈研吾が内装を手掛けた「廚 otona くろぎ」など多彩なラインナップだ。
「食」の他に、「コスメ」にも特に力を注いでいる。ブース型店舗からブティックまで、全11店舗を展開。サボン(SABON)やザ・ボディショップ(THE BODY SHOP)などナチュラル系コスメに加え、RMK(アールエムケー)やTHREE(スリー)、M・A・C(メイクアップ アート コスメティックス)などのメイクアップ系ブランドも充実したラインナップだ。