JR東日本駅構内の弁当販売店舗、催事店舗で、「駅弁味の陣2017」が2017年10月1日(日)から11月30日(木)まで開催される。
「駅弁味の陣2017」は地域の特色を生かした駅弁を通して、JR東日本の駅弁ナンバーワンを選ぶイベントのこと。一般のハガキとウェブ投票によって最も評価が高い駅弁を「駅弁大将軍」として決定するほか、「味」、「掛け紙」など様々な項目別の賞も用意される。
「駅弁味の陣」は今回で6回目。2017年は過去最多の63品の駅弁がエントリーし、100年以上の歴史を持つ駅弁や、復刻駅弁などバラエティに富んだ豊富なラインナップが揃う。
2015年の「鶏めし」、2016年の「比内地鶏の鶏めし弁当」と2年連続「駅弁大将軍」を輩出している、東日本駅弁界の重鎮的存在の秋田県。今回も「百年駅弁」や復刻駅弁を引っ提げて参戦する。
明治35年発売の秋田名物人気駅弁「牛めし」が登場。40年前の掛け紙とおかずを復元し、今回の「駅弁大将軍」の筆頭候補として名を連ねる。
あきたこまちと秋田県産舞茸を使用した「わっぱ舞茸」と、2017年9月現在連覇中の「駅弁大将軍」の鶏めしが「復刻版 鶏めし弁当」として参戦。素材にも味にもこだわった、まさに盤石の布陣だ。
実は秋田県の連覇以前に、2013年、2014年と先に連覇を果たしていたのが「山形県」。秋田県に取って代わられた「駅弁大将軍」の奪還に燃える。
山形は、「米沢名物 牛そぼろ」、「牛豚鶏の肉づくし」、「プレミアム焼肉弁当」の3品をラインナップ。まさに肉好きを狙い撃ちした、食欲をそそる駅弁ばかりだ。
もちろん秋田県や山形県だけではなく、他にもたくさんの都道府県から絶品駅弁が集結。
神奈川県からは明治40年ごろ発売のロングセラー「御鯛飯」が復刻。大正初期の掛け紙と、当時の味を再現した。