稲垣吾郎が主演を務める舞台『No.9ー不滅の旋律ー』が、2018年11月11日(日)より東京・TBS 赤坂 ACTシアターにて再演。その後、大阪・オリックス劇場で12月7日(金)より、KAA 神奈川芸術劇場で12月22日(土)より、福岡・久留米シティプラザで2019年1月11日(金)より公演する。チケットは全公演完売となっていたが、10月27日(土)10:00より、東京公演の注釈付S席、立見指定を販売することが決定した。
「運命」(交響曲第五番)、「田園」(交響曲第六番)、「エリーゼのために」、「悲愴」など、聴力を失っていながらも、数々の名曲を世に残したルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。その波乱と苦悩に満ちた人生を、稲垣吾郎を主演に迎え、意欲的な演出と音楽表現で描いた舞台『No.9ー不滅の旋律ー』が、初演から3年を経て再演を果たす。
“第九”こと9番目にして最後の交響曲である「交響曲第九番ニ短調作品125」。その第4楽章の主題『歓喜の歌』の“歓喜”に至るまでの葛藤と情熱の物語を、単なる評伝劇に終わらない、音楽と演劇が融合したエンターテイメントとして表現した作品となっている。
ベートーヴェンを演じるのは、自身も熱心な音楽好きとしてクラシックに精通する稲垣吾郎。2015年の初演では、偏屈な激情家と化した天才が持つ人間味溢れる様々な面を、文字通り全身全霊で熱演。今回は、ベートーヴェンを支える架空の人物、マリア役として新たに出演する剛力彩芽とともに、新たな一面を披露する。
本作のクリエイティブチームには、総勢130名のキャストで壮大な人間ドラマを紡ぎ出した舞台『ジャンヌ・ダルク』を手がけた、演出・白井晃、脚本・中島かずき(劇団☆新感線座付き作家)、音楽監督・三宅純という強力トリオが集結。
自身もピアノに覚えのある白井は、初演では舞台空間にキャスト以外の複数のピアニストを配置することで、誰もが知るメロディを立体的な生演奏で表現。三宅純も、ベートーヴェンの頭の中に渦巻く音を、ピアノ工房で採取した環境音のコラージュや、生演奏によるピアノソナタなどで奏でるなど、舞台を彩る音楽による演出の数々も、注目のポイントとなっている。
舞台『No.9ー不滅の旋律ー』
■東京公演
日程:2018年11月11日(日)〜12月2日(日)
会場:TBS 赤坂 ACTシアター
追加チケット:10月27日(土) 10:00〜販売開始
・注釈付S席:12,000円(一部見づらいシーンがある)
・立見指定(1階後方):7,000円
※S、A席 前売券完売
問い合わせ先:キョードー東京 0570-550-799(平日 11:00〜18:00/土日祝 10:00〜18:00)
■大阪公演
日程:2018年12月7日(金)~ 12月10日(月)
会場:オリックス劇場
■横浜公演
日程:2018年12月22日(土)~12月24日(月・祝)
会場: KAA 神奈川芸術劇場<ホール>
■久留米公演
日程:2019年1月11日(金)~ 1月14日(月・祝)
会場:久留米シティプラザ
※大阪・横浜・久留米のチケットは全公演完売
<作品情報>
演出:白井 晃
脚本:中島かずき(劇団☆新感線)
音楽監督:三宅 純
出演:稲垣吾郎/剛力彩芽/片桐 仁/村川絵梨/鈴木拡樹/岡田義徳/深水元基/橋本淳/広澤草/小川ゲン/野坂弘/奥貫 薫/羽場裕一/長谷川初範