国内最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2019」。新宿では2019年1月23日(水)から1月29日(火)まで、その後、1月30日(水)以降、2月14日(木)まで丸井今井札幌本店、仙台三越、名古屋栄三越、ジェイアール京都伊勢丹、福岡・岩田屋本店で開催される。
2019年のテーマは、“ショコラは自然の贈りもの Tous les gouts sont dans la Nature!”。会場には、過去最多となる112ブランドが集まり、各シェフの拘りが詰まったショコラが勢ぞろいする。本記事では、東京会場に並ぶ注目チョコレートをピックアップして紹介。お気に入りの一品を見つけて、是非その味を確かめてみて。
毎年多くのショコラファンが楽しみにしている、サロン・デュ・ショコラ限定のショコラボックス。箱の中には、アンリ・ルルー(HENRI LE ROUX)や、ジャン=ポール・エヴァン(JEAN-PAUL HÉVIN)、モリ ヨシダ(MORI YOSHIDA)など、世界で名を馳せるショコラティエが手掛けたチョコレートが入っている。
2019年は“ナチュール”をテーマに、自然の産物を組み合わせた3種類のショコラボックスを用意。はちみつやバニラなど、ショコラの味わいを引き立てる素材とミックスした“ナチュール”、グレープフルーツやパッションフルーツなどフレッシュな果実を取り入れた“フルーツ”、発酵食品とショコラを組み合わせた“HAKKO”が展開される。
人気ショコラティエの新作には、思わず写真に収めたくなるショコラも。
「ダヴィド・カピィ(David Capy)」の苺や新作のパッションフルーツをイメージしたショコラをはじめ、「オリヴィエ・ヴィダル(Olivier VIDAL)」のカクテル風味に仕上げたポップなラウンド型ショコラ、「カンタン バイィ(Quentin BAILLY)」の“レンガ”をイメージしたタブレットなど、見た目も味わいも楽しめるショコラが並ぶ。
まるで卵の様なタブレットは「ジャン=シャルル・ロシュー(Jean-Charles Rochoux)」から。旬のイチゴを丸ごとホワイトチョコレートでコーティングしたショコラは期間限定の一品だ。
また大切な人へのギフトには、可愛らしいパッケージに包まれたショコラがお勧め。キュートな猫のモチーフを主役にした「ブルーノ ル デルフ(Bruno Le Derf)」や、森林の中で小鳥が飛ぶ姿を描いた「クリスティーヌ・フェルベール(Christine FERBER)」、バカンスを楽しむ女性を描いた「オテル・デュ・キャップ エデン=ロック(HOTEL DU CAP-EDEN-ROC)」など、華やかなショコラボックスが会場を彩る。
「サロン・デュ・ショコラ 2019」東京会場には、サロン・デュ・ショコラ初登場のショコラも登場。2017年のサロン・デュ・ショコラ パリでもクローズアップされた注目株「ショコ・オ・キャレ」。キューブ型のボンボンショコラは、先に周りのシェルを作り、中に柔らかなキャラメルやガナッシュを閉じ込めているため、とろりと柔らかいテクスチャーが特徴だ。胡麻のプラリネと柑橘のジュレの2層など、他では味わえない独創的な素材選びにも注目だ。金箔&レッドのデザインは、東京会場限定なので、気になる人は早めにゲットして。
「イカ チョコレート(IKA CHOCOLATE)」は、ジャン=シャルル・ロシュ―が率いていたミッシェル・ショーダンで経験を積み、2011年自身の工房・ブティックをオープンした、イスラエルのショコラティエ手掛けるブランドだ。