複合施設「ウォーターズ竹芝(WATERS takeshiba)」が、東京・竹芝エリアに、2020年に開業する。
「ウォーターズ竹芝」は、ゆりかもめ竹芝駅やJR浜松町駅からほど近い場所に位置する新たな複合施設。竹芝地域で劇団四季が培ってきた文化・芸術の発信拠点の機能を核に、水辺と浜離宮恩賜庭園を臨む立地環境を最大限に活かした新しいまちづくりを展開する。エリア内は、アトレ竹芝やオフィスフロアが入る「タワー棟」、劇団四季が入居する「シアター棟」、既存の自由劇場と施設の間の広場、10階建てのパーキング、ラグジュアリーホテル「メズム東京、オートグラフ コレクション」で構成される。
”ウォーターズ”の命名の通り、水辺の環境を最大に活かし、文化や芸術を通じて交流が生まれる街づくりを提案。また、このエリアに隣接する竹芝地区開発計画も現在進められている。
「ウォーターズ竹芝」の中心となるのは、ホテルやオフィス、商業エリアを備えた地上26階・地下2階のアトレ竹芝「タワー棟」と、地上6階・地下1階の「シアター棟」、そして地上10階・地下1階のパーキングだ。
これまでエキナカの商業施設として、日々の生活に寄り添ってきたアトレが、初めて“エキソト”施設として開業。「タワー棟」と「シアター棟」の2棟それぞれでグルメ&カフェ、文化施設などを展開し“大人の社交場”を形成する。
「タワー棟」では、ダイニング&カフェが充実。海外ビール・ワインの輸入販売・飲食運営を行うワールドリカーインポーターズの新業態「ブラウアターフェル」では、海外直輸入のクラフトビールや、シアトルで人気のクラフトハードサイダーとともに、こだわりの石窯で焼き上げたグリル料理を提供。その他、パリ発のオーガニックスーパーマーケット「ビオセボン」、ハンバーガーカフェ「the 3rd Burger」、老舗フレンチレストラン「テラコヤ(TERAKOYA)」の新業態などが出店する。
一方「シアター棟」には文化・芸術施設を設けた。日本初のダイアログ・ミュージアム「対話の森」をはじめ、カラオケ・スナックなどを組み合わせたコミュニティスペース「シャコウバ(SHAKOBA)」、夜を彩るアート・カルチャーをテーマにしたナイトクラブラウンジ「バンクサーティー(BANK30)」などが揃い、“大人のひととき”を届ける。
JR東日本四季劇場[春]・[秋]の2館が開場し、既存の「自由劇場」を含めて3館の劇場を集積する。JR東日本四季劇場[秋]は2020年10月24日(土)に、JR東日本四季劇場[春]は2021年1月に開業する。
劇場には広場とテラスを配置。離宮や水辺の自然環境を存分に味わうことをできる広場やテラスは、観劇の余韻に浸ったり、景色を眺めながら余韻に浸ったりと、都心にいながらも贅沢な癒しのひと時を演出してくれる。
JR東日本四季劇場[春]では2021年6月より、ディズニーミュージカル「アナと雪の女王」が上演される。また、2021年1月には、開場記念作品「劇団四季 The Bridge ~歌の架け橋~」を上演。四季ミュージカルレパートリーからの歌唱をメインに、ダンスや台詞劇、詩、語りを楽しめる作品となる予定だ。
JR東日本四季劇場[秋]では2020年10月24日(土)から「オペラ座の怪人」ロングラン上演を開催。東京公演を行うのは2013年以来、約7年ぶりとなる。