「樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展」が、西武渋谷店 A館7階＝特設会場にて開催される。期間は2019年3月19日(火)から4月7日(日)まで。

photo by Michihiko Yanai

「樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展」は、2018年9月に逝去した女優・樹木希林にフォーカスを当てた展覧会。樹木希林のライフスタイルに触れることで、現代を生きるヒントと勇気を得られるような内容となっている。

会場は、観覧者が2つのゾーンを選択しながら回遊できる形になっており、樹木希林が残したストレートなメッセージを噛みしめる「KILIN・言葉の道」を通り抜けると、「KILIN・映画女優の部屋」と「KILIN・一個人の部屋」へと道が分かれる。そして最後は、彼女がこよなく愛した自宅を表現する「KILIN・日常の部屋」へとたどり着く。

書斎テーブル上の三種の神器
左から)3本のボールペン、虫めがね＆卓上ボード、スケジュール表 他

注目展示は、樹木希林の人となりを感じられる愛用品の数々。特に、仕事場でもあった自宅の書斎テーブルに置かれた"三種の神器"とも言うべき日用品は必見だ。

秘書もアシスタントもつけない彼女は、亡くなるまで3本のボールペンしか持たず、虫めがねと卓上ボードで仕事依頼のファックスや原稿、手紙などを読み、カレンダーにスケジュールを書き込み、全ての仕事をこなしていた。この"三種の神器"からは、彼女が追求したミニマリズムを垣間見ることができる。

また、別会場では、幅広い活動の足となった"愛車"の特別展も企画されている。

【詳細】
「樹木希林 遊びをせんとや生まれけむ展」
開催期間：2019年3月19日(火)〜4月7日(日)
会場：西武渋谷店 A館7階＝特設会場ほか
住所：東京都渋谷区宇田川町21-1
TEL：03-3462-0111(代表)
開催時間：月-土 10:00〜21:00/日・祝 10:00〜20:00
※入場時は閉場の30分前まで、最終日4月7日(日)は17:00閉場
入場料：一般・大学生600円
※高校生以下無料
※クラブ・オン、ミレニアムカード会員、そごう・西武モバイル会員・公式アプリクーポン提示で200円引き
※障がい者手帳の提示で本人含め2名まで無料