国内最大級のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ 2020」が、東京・新宿で開催。会期は、2020年1月27日(月)から2月2日(日)まで。一般会期チケットのオンライン販売は2020年1月11日(土)11:00よりスタートする。
加えて丸井今井札幌本店・名古屋栄三越・ジェイアール京都伊勢丹・岩田屋本店・仙台三越でも開催される。
東京では第18回目、パリでは25周年を迎える「サロン・デュ・ショコラ」2020年のテーマは“出会い”。チョコレートの作り手の創造力を刺激するような素材や人との“出会い”から生み出した、個性豊かなチョコレートが勢揃いする。
東京・新宿NS ビルに出展するのは、世界中の名だたる112のチョコレートブランドを予定。その内20ブランドが「サロン・デュ・ショコラ」初出展となる。
世界各国からセレブリティが集まるリゾートホテル「オテル・デュ・キャップ・エデン=ロック」のシェフパティシエのリリアン・ボンヌフォアが自身のブティック名義で初登場。用意するアソートボックス「コフレ・スフェール」は、フランボワーズとライチのジュレなどを組み合わせた、美しい光沢と色彩を持つショコラをセットした。
世界中を飛び回るコンサルタントとして活躍するフランク・ハースヌートと、5つ星ホテルやオランダ王室の特注チョコレートを手掛けるトム・ファンデフェーンのタッグ。今回「サロン・デュ・ショコラ」で展開するのは、クレープを混ぜ込んだヘーゼルナッツのプラリネや、スモークしたカルダモンや、野菜感たっぷりのレッドキャベツといったユニークなフレーバーのガナッシュだ。
ダロワイヨや有名ホテルで経験を積んだショコラティエ、ヤン・ブリスによる「トゥルビヨン バイ ヤン ブリス」が初上陸。2018年にパリ郊外にブティックをオープンしたばかりの気鋭のショコラティエが作るチョコレートは、甘みを抑え、素材そのものの味を活かしている点がポイント。プラリネなどのショコラ以外にも、メレンゲやサブレをホワイトチョコレートソースでコーティングしたスイーツ「シュセット」を販売する。
1925年に創業したフランス・パリ8区の5ツ星ホテル「ル ブリストル パリ」も初登場。ライム風味のガナッシュや、塩キャラメルのガナッシュなど、珠玉のボンボンショコラボンボンショコラのアソートを展開する。また、シンプルなナチュールガナッシュやヘーゼルナッツのプラリネといったクラシックなショコラにも注目だ。
ピエール・エルメ・パリ(PIERRE HERMÉ PARIS)やパトリック・ロジェなどの名店で働いたのち、2017年にブティックをオープンしたショコラティエが手掛ける「ショコ・オ・キャレ」。かぼちゃやヒマワリの種、アーモンド、松の実、とんか豆などバラエティ豊かな素材を使用したプラリネのボックスは、カラフルな見た目も楽しい。
ショコラティエでありながらアーティストとしての独創的なクリエイションが光る「パトリック・ロジェ」。宇宙を閉じ込めたようなドーム型ショコラは、中にライム風味のセミリキッドキャラメルや、柔らかいヘーゼルナッツを詰めた。