星野リゾートが台湾第2の都市・台中に開業した「星のやグーグァン」は、標高3000m級の台湾中央山脈に囲まれた郊外の温泉地にひっそりと佇む“ラグジュアリー温泉リゾート”。星野リゾートが海外が手掛ける宿泊施設は「星のやバリ」に続く2軒目となる。
この記事では、そんな「星のやグーグァン」自慢の温泉やこだわりの食事など、おすすめポイントを紹介。気になる予約方法や宿泊料金、アクセス、送迎サービスまでを徹底解説する。
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「星のやグーグァン」は、2019年6月、台湾第2の都市、台中の郊外にある温泉地・谷關(グーグァン)にオープンした宿泊施設。星野リゾートが台湾で初めてプロデュースする“ラグジュアリー温泉リゾート”として、「温泉渓谷の楼閣(ろうかく)」をコンセプトに開業した。
標高3000m級の台湾中央山脈に囲まれた谷關は、台湾では避暑地ともされており、亜熱帯の台北とは異なる魅力を秘めた場所。大甲渓(だいこうけい)と呼ばれる河川が削り出した谷あいが、枯渇することなく湧き出る温泉や豊かな湧き水、心地いい風を生み出している。
「星のやグーグァン」の予約は、ベストレート保証の星野リゾート公式サイトで行うのがベスト。最もお得な価格で、「星のやグーグァン」に宿泊することができる。
1泊の値段は18,000台湾ドル(1室あたり、税・サ―ビス料別、食事別)から。1台湾ドル=約3.6円(2019年12月の相場)で日本円に換算すると約64,800円となる。価格は客室タイプやシーズンによって異なるため、公式サイトでの予約時に値段をチェックするのがおすすめだ。
「星のやグーグァン」へアクセスするためのベストな交通手段は、成田空港から台中国際空港へと向かい、そこから「星のやグーグァン」の有料送迎サービスを利用するという方法。日本から「星のやグーグァン」まで約6時間ほどで到着することができる。
<日本から台中までのアクセス>
2019年現在、日本から台中へ直行便を就航しているのは「マンダリン航空」のみ。1日1本の就航で、約4時間のフライト。
<台中から「星のやグーグァン」までのアクセス>
台中国際空港から「星のやグーグァン」までは、星のやによる有料の送迎サービスを利用するのがベター。目的地までは、車で約1時間50分ほど。
<その他のアクセス方法>
空路で日本から台北へ飛んだ後、陸路に乗り継いで台中へアクセスすることもできる。台北から台中までの陸路は台湾高速鉄道(台湾新幹線)、台湾鉄道、長距離バスの3種類があるが、最速で台中駅へ到着するのは台湾高速鉄道。料金は約700台湾ドル、時間は50分程度。旅のプランに台北観光も含めるのなら、この方法も良いかもしれない。
「星のやグーグァン」の送迎サービスは、「星のやグーグァン」から下記の場所間で利用することが可能。宿泊の3日前までに「星のやグーグァン」の公式サイトで予約する必要がある。
場所/料金:
・台中国際空港 3,700台湾ドル(約13,320円)
・台中新幹線駅 3,000台湾ドル(約10,800円)
・桃園国際空港 4,900台湾ドル(約17,640円)
・台北松山空港 4,900台湾ドル(約17,640円)
※価格は全て3名乗り、税別。
「星のやグーグァン」にせっかく宿泊するのなら、訪れる前に施設の特徴を押さえておきたいもの。ここからは「星のやグーグァン」での滞在を存分に満喫するために知っておきたい、5つの魅力を紹介していく。
「星のやグーグァン」の最大の魅力は、なんといっても“源泉かけ流し”の半露天風呂付き客室。すべての客室に半露天風呂が設置されているため、いつでも自家源泉かけ流しの温泉を楽しむことができる。
泉質
「星のやグーグァン」の温泉は、無色無味の弱アルカリ性炭酸水素塩泉。肌への刺激が少なく、通称「美肌の湯」とも言われている。谷關温泉は枯渇することなく湧出しており、年間を通して安定的な湯量が確保できるため、“全室”で源泉かけ流しの半露天風呂が実現した。
客室タイプ
ほとんどの客室がメゾネットタイプとなっており、リビングや寝室とは別階に、半露天風呂を備えた温泉フロアを設けている。客室のバリエーションは下記の通り。人数やシーンに合わせて最適な客室を選びたい。