箱根の高級旅館「強羅花壇」ブランドの国内2軒目となるリゾート宿泊施設「強羅花壇 富士」が静岡・富士に2025年夏に開業する。
箱根強羅の旧閑院宮別邸跡地に立地する高級旅館「強羅花壇」。その国内2軒目となるリゾート宿泊施設「強羅花壇 富士」が、世界遺産・富士山を眼前に臨む静岡・駿東郡に開業する。
「強羅花壇 富士」では、箱根「強羅花壇」で培ってきた最高のおもてなしとホスピタリティを提供。レストランは、懐石料理以外も楽しめる高品質のレストランを併設する。
たとえば、日本を代表する鮨職人の1人である「すし匠」中澤圭二が監修する鮨店がオープン。「すし匠」では熟成を生かしたつまみと握りを交互に提供するスタイルを特徴としており、その丁寧なおもてなしと究極の江戸前鮨で国内外から人気を集めている。
特に近年では様々な試みに取り組んでおり、2016年にはアメリカ・ハワイ州にて地元のネタを使った江戸前寿司を提供する「すし匠ワイキキ」を開業し、2023年には麻布台ヒルズに江戸前鮨と日本の文化を学ぶことのできる「寺子屋すし匠」をオープンした。また、2024年3月に開業した「すし匠ニューヨーク」では、従来の“おまかせ”スタイルではなく1人1人のペースで注文できる“お好み”スタイルに回帰し、サービスを提供。「強羅花壇 富士」ではどのようなサービスを楽しめるのか、今から期待が高まる。
42室を用意する「強羅花壇 富士」の客室は、富士山をはじめとする美しい自然を眺めることができる露天風呂付き、または展望風呂付きの全室スイートルーム。専用プール付き離れや最大約300㎡利用可能なコネクティングスイートなどラグジュアリーな客室も揃う。
敷地内には1,500mの地下から湧き出る富士山特有のアルカリ性温泉の源泉を確保。大浴場や客室で、肌に優しく美肌効果が高いとされる温泉を楽しむことができる。
さらに、個性豊かな36ホールのゴルフ場を併設予定。箱根「強羅花壇」で人気を博すスパもグレードアップし、多様なメニューや機能を取り入れたウェルネスの空間を提供していく予定だ。
【詳細】
「強羅花壇 富士」
竣工:2025年1月(予定)
開業時期:2025年夏
所在地:静岡県駿東郡小山町須走
敷地面積:約49,700㎡
延床面積:約10,700㎡
建物階数:
・レセプション棟:地上6階
・客室棟:地上6階、地下1階
・浴室棟:地上1階、地下1階
・離れ:地上1階及び地上2階
客室数:客室39室、離れ3室