映画『STAND BY ME(スタンド バイ ミー) ドラえもん2』が、2020年11月20日(金)全国ロードショー。
原作者、藤子・F・不二雄生誕80周年記念作品として、2014年に「ドラえもん」史上初の3DCGアニメとして公開され、日本中に感動の渦を巻き起こした『STAND BY ME ドラえもん』。「ドラえもん」の世界にそのまま入り込んだかのような圧倒的な映像と、大人も泣ける感涙のストーリーが話題となった。
日本のみならず世界中でも公開され、全世界興行収入は100億円を突破するなど、映画史に残る大ヒットを記録した。そんな大ヒット作が、「ドラえもん」が連載から50周年を迎える2020年、6年ぶりにスクリーンに戻ってくる。
『STAND BY ME ドラえもん2』は、原作の中でも名作として知られる「おばあちゃんのおもいで」がベース。3歳ののび太と、今は亡きのび太のおばあちゃんを描いたものだが、新たなオリジナル要素を加えて再構築する。しずかちゃんとのび太の結婚をめぐるラブストーリーが描かれた『STAND BY ME ドラえもん』に続くストーリーになっているという。
『STAND BY ME ドラえもん2』は、現在、未来、過去の3軸で描かれていく。
現在
部屋でくまのぬいぐるみを発見するのび太。それは彼が幼稚園の頃に亡くなってた大好きなおばあちゃんが繕ってくれたものだった。それを見て涙が止まらなくなるのび太。タイムマシンでおばあちゃんに会いにいこうと決心。
過去
抑え陰からこっそり見ていたのだが、おばあちゃんに見つかってしまう。小学生になったのび太の姿に驚きつつ、優しく受け入れてくれるおばあちゃん。「あんたのお嫁さんをひと目見たくなっちゃったねぇ」という言葉が。
未来
おばあちゃんにお嫁さん見せようと決心するのび太とドラえもんが向った未来。それはのび太としずかちゃんとの結婚式当日だった。結婚式から逃げ出してしまう大人のび太…。しずかちゃんと結婚できるのか?そして未来のお嫁さんをおばあちゃんに見せてあげることはできるのか?
前作に引き続き、山崎貴(脚本・監督)と八木竜一(監督)の名コンビが『STAND BY ME ドラえもん2』を手掛け、続編を描く。
誰に聞いても好きな話の上位に来る名作中の名作「おばあちゃんのおもいで」を軸にして物語を膨らませたら?というのが『STAND BY ME ドラえもん2』の物語の着想だと山崎貴は話す。試行錯誤の中、たどり着いた物語の芽は、おばあちゃんが物語の終わり際に発した「あんたのお嫁さんをひと目見たくなっちゃったねぇ」という言葉。