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公開以降、話題を集めている作品がある。キアヌ・リーブスが企画製作兼ナビゲーターを務め、シネマの現在と未来を探るドキュメンタリー映画「サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ」だ。この人気を受け、2013年1月11日(金)、公開記念のトークイベントが行われる。
およそ100年間の映画史において、唯一の記録フォーマットであったフィルム。だが、過去20年間のデジタルシネマの台頭により、今やフィルムは消えつつある。本作は、デジタルとアナログが肩を並べ──side by sideで──併存する現在を俯瞰しながら、映画におけるデジタル革命を、キアヌ・リーブスによる名立たる巨匠へのインタビューを通して検証していく。
登場する巨匠はマーティン・スコセッシ、ジョージ・ルーカス、ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャー、デヴィッド・リンチ、クリストファー・ノーラン、スティーヴン・ソダーバーグら。「デジタルシネマ」の未来についての映画ではなく、モノクロからカラーへ、サイレントからトーキーへと、技術とともに変化し続ける「シネマの未来」を探る映画に仕上がっている。
トークイベントには「桐島、部活やめるってよ」をデジタルで撮影した吉田大八監督と「苦役列車」をフィルムで撮影した山下敦弘監督が登場、フィルムやデジタルをテーマに語る。近年の日本映画界におけるヒットメーカーとも呼べる二人。彼らががどのような議論を繰り広げるのか、映画ファンならずとも一聴の価値ありだ。
【作品概要】
作品名:「サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ」
監督:クリス・ケニーリー、プロデューサー:キアヌ・リーブス、ジャスティン・スラ
撮影監督:クリス・キャシディ
出演:キアヌ・リーブス、マーティン・スコセッシ、ジョージ・ルーカス、ジェームズ・キャメロン、デヴィッド・フィンチャー、デヴィッド・リンチ、クリストファー・ノーラン、スティーヴン・ソダーバーグ、ラナ&アンディ・ウォシャウスキー、ラース・フォン・トリアー、ダニー・ボイル、ウォルター・マーチ、ヴィットリオ・ストラーロ、レナ・ダナム、ほか
配給・宣伝:アップリンク (2012年/アメリカ/99分/HD/16:9/5.1ch)
新宿シネマカリテ、渋谷アップリンク他、横浜ジャック&ベティ 他全国順次公開中
【イベント概要】
日時:2013年1月11日(金) 18:20開場/18:30開映(本編上映後トークイベント)
料金:一般¥1,800 学生¥1,500(平日学割¥1,000) シニア・UPLINK会員¥1,000
会場:UPLINK FACTORY(1F)
住所:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町37-18