映画『さんかく窓の外側は夜』が、2021年1月22日(金)に全国公開される。岡田将生×志尊淳がW主演。
コミックス130万部を超え圧倒的ファンを抱えるヤマシタトモコによる漫画「さんかく窓の外側は夜」を実写映画化。霊を祓うことができる男=冷川(ひやかわ)と、霊を視ることができる男=三角(みかど)のふたりが、“除霊”を使って謎や事件を解決していくミステリー・エンターテイメント作品だ。
霊が「視える男」と「祓える男」の心霊探偵バディ、そして呪い屋の女子高生。3人が出合い、運命が動き出す。連続殺人事件と呪いの謎に隠された、驚きの真実とは――?
冷川理人役:岡田将生
冷川理人はスゴ腕の除霊師。霊を怖れる三角を「私といれば怖くなくなりますよ」と“霊祓い”の仕事に勧誘する。演じるのは岡田将生。『銀魂』シリーズや映画『家族のはなし』、舞台『ハムレット』にも出演してきた岡田は本作出演に際し、「脚本、原作を読ませていただいた時に映像化したら面白くなるなと思いました。リアルとアンリアルの狭間でどう作っていくか今からとてもわくわくしています」とコメントしている。
三角康介役:志尊淳
一見普通の青年、書店員である三角康介。ただし彼には幼い頃から幽霊が見えるという特異体質であった。霊が怖くて仕方がない。ある日突然、冷川が目の前に現れ、除霊バディを組まされることになる。そして2人が調査する連続殺人事件で発見した遺体には呪いがかけられていることが分かる…。
演じる志尊淳は、映画『HiGH&LOW THE WORST』や『フォルトゥナの瞳』、『劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~』など話題作への出演が続く。志尊は、「三角が抱いてる様々な葛藤を、成長していく瞬間を、全力で伝えていきたいと思います。凄いものになりそうです。お楽しみに」と意気込みを語っている。
ヒウラエリカ役:平手友梨奈
ストーリーの鍵を握るヒロイン・ヒウラエリカ。一見普通に見えるが心に闇を持ち“呪いを操る”女子高生。連続殺人事件に関係しているよう。いったい彼女は何ものなのか?
ヒウラエリカを演じるのは『響 -HIBIKI-』から2年ぶりの映画出演となる平手友梨奈。『さんかく窓の外側は夜』が、欅坂46を脱退し個人としての活動第1弾となる。平手は、出演にあたり次のようにコメント。「オファーを頂いたとき、最初は本当に自分で大丈夫なのか、という不安が大きかったです。でも、ヒウラエリカが抱える”想い”と、純粋にこの素敵な作品を届けたいと思いました。自分にとっても新しい挑戦ですし、監督と初めてお会いした時に、監督も新しい挑戦とおっしゃっていたことも、私の背中を押してくれたような気がします。登場する様々なキャラクターがどう交わっていくかを楽しみにして頂けたら幸いです」。
豪華俳優陣が演じる事件のカギを握る重要人物にも注目だ。
半澤日路輝役(滝藤賢一):冷川・三角へ協力を仰ぎながら共に事件の謎を追う刑事。
石黒哲哉役(筒井道隆):ある宗教団体の代表で、エリカを“呪い屋”へと導く、謎めいた人物。
非浦松男役(マキタスポーツ):石黒の宗教団体に所属するエリカの父。エリカの力を利用し、石黒に取り入ろうとする。
逆木一臣役(新納慎也):エリカのボディガードで、呪い屋として暗躍するエリカの身を守ることが任務。
半澤冴子役(桜井ユキ):半澤の妻。半澤が唯一信頼し心の拠り所にしている存在。
三角則子役(和久井映見):三角康介の母。息子が“霊が視える”特異体質であることはまったく知らない。
ヒウラエリカに呪いをかけられる弁護⼠・慶⼦役で北川景⼦が出演。北川と平手は、2018年の映画『響-HIBIKI-』でも共演しており、撮影日には再共演を喜びあったという。
監督は、映画『おじいちゃん、死んじゃったって。』やドラマ「時効警察はじめました」なども手掛けた森ガキ侑大が務め、脚本は『重力ピエロ』『プリンセストヨトミ』『本能寺ホテル』といった映画作品も手掛けてきた相沢友子が担当する。