アニメシリーズ『僕のヒーローアカデミア』の劇場版第3弾、映画『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』が、2021年8月6日(金)に公開。また、8月28日(土)よりMX4D、4DXで上映される。
『僕のヒーローアカデミア』は、2014年7月より週刊少年ジャンプ(集英社刊)にて連載を開始した堀越耕平によるコミックスシリーズ。総人口の約8割が超常能力“個性”を持って生まれる世界で、人々と社会を守る職業・ヒーローになることを多くの若者が夢見ている。そんな中で、“無個性”で生まれてしまった主人公・緑谷出久(デク)が、一人前のヒーローを目指してヒーロー輩出の名門校で成長していく姿を描く。
既刊28巻のコミックスのシリーズ累計発行部数は2800万部を突破する程のヒットを記録した原作だが、劇場版も次々と記録を更新。2018年に公開された1作目『僕のヒーローアカデミア 2人の英雄(ヒーロー)』は興行収入17.2億円を記録し、2019年公開の第2作目『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング』は興行収入17.9億円のヒット作となった。
そんな『僕のヒーローアカデミア』劇場版第3弾では、世界中の”個性”保持者の殲滅を目論む謎の集団・ヒューマライズから世界を救うため、全世界からヒーローが集結し任務に挑む。
解禁された予告編では、本編シーンをふんだんに詰め込んだ映像を公開。個性”社会の崩壊を目論む謎のテロ組織「ヒューマライズ」による、<世界同時襲撃>の犯行予告。危機に陥る世界を救うため、デク、爆豪、轟はじめとする雄英高校ヒーロー科のメンバーらが集結するも、そこに謎のヴィランの姿が…。世界中でパニックが発生する絶体絶命の状況下、ヒーローたちの戦いの結末は…?
第3作目となる今回の『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』においても、原作者の堀越耕平が総監修・キャラクター原案を務め、オリジナルストーリーを展開。
最新作公開に際し、原作者・堀越耕平は「第2弾発表の時に『もう映画は無いでしょう』的なコメントを出していたのですが、ありました。多くの方に支えられております。もうどの方角にも足を向けて寝られないので逆立ちで寝るしかない」と、喜びをコメントした。
また最新作では、人気俳優・吉沢亮が劇場版オリジナルキャラクターのロディ・ソウルの声を担当。これまでも“ヒロアカ”ファンを公言していた吉沢は、「大好きなヒロアカ。その世界に自分も存在できるという事実に相当興奮してます。色んな所でヒロアカ愛語って良かった!届いた!計画通り!」と喜びのコメントを寄せている。
ロディ・ソウル(声:吉沢亮)
デク・爆豪・轟の3人が降り立った地<オセオン>のトレーラーハウスで暮らす少年。幼い弟妹を養うために自らの夢を諦め、運び屋をして生計を立てていたが、ある事件をきっかけにデクたち3人と行動を共にすることとなる。育った環境のせいでヒーローに対してすら不信感を抱いている。お調子者でひょうひょうとした性格だが、本心は誰にも明かさない。
ピノ(声:林原めぐみ)
またそんなロディの肩にとまり、行動を共にしている鳥がピノ。身ピンク色で鶏冠と羽に紫と黄色の模様が特徴のピノは、とても感情豊かで喜怒哀楽が分かりやすい。ロディがピンチの時は息がぴったり合った連携プレーで助け、苦楽を共にする、まさに一心同体の存在だ。
ほとんど言葉をしゃべらないキャラクターだが、その声優には、「エヴァンゲリオン」シリーズで綾波レイ役を演じた林原めぐみが抜擢。感情豊かなピノの鳴き声を、実力派声優がどのように表現するのか注目だ。
また劇場版オリジナルのヴィランとなるフレクト・ターンは、「ONE PIECE」ロロノア・ゾロ役でお馴染みの中井和哉が演じる。謎に包まれたそのキャラクター像にも注目だ。
フレクト・ターン(声:中井和哉)
「“個性”は世代を経る毎に混ざり深化し、いずれコントロールできなくなる」とする《個性終末論》を掲げ、「人類の救済」と称して、世界中の“個性”所持者を殲滅せんと企む謎の組織・ヒューマライズの指導者。<個性因子誘発爆弾(イディオトリガーボム)>を世界中に仕掛け、“個性”を暴走させ“個性社会”の崩壊を画策する。