なお監督を務めるのは、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』を代表作に、その確かな演出力に定評のある実力派・前田哲監。血も時間も関係がなく、お互いが家族でありたいと強く願うことが、本当の意味の家族なのか?映画のラスト、<命をかけた嘘>と<知ってはいけない秘密>の本当の理由を知った時、タイトルの‟本当の意味”に気付かされるという。
映画『そして、バトンは渡された』のインスパイアソングを、ピアノロックバンド・SHE’S(シーズ)が、新曲「Chained」を書き下ろし。楽曲は予告映像で聞くことができる。
SHE’S・ボーカルの井上竜馬は、「愛おしい登場人物達から貰った沢山の言葉を胸に、映画の世界に寄り添い景色を増幅させるように、そして共に音楽人生を歩んでくれている温かいファンに愛が届くように作曲しました」とコメントを寄せた。
なお、ファッションプレスでは映画『そして、バトンは渡された』について、“血の繋がらない父娘”を演じた永野芽郁と田中圭にインタビューを実施。演じた役との共通点から作品の見どころ、さらに自身の家族に対する思いまでたっぷりと話を伺ったので、ぜひチェックしてみてほしい。
【詳細】
映画『そして、バトンは渡された』
公開日:2021年10月29日(金)
原作:瀬尾まいこ『そして、バトンは渡された』(文春文庫刊)
監督:前田哲
脚本:橋本裕志
出演:永野芽郁、田中圭、岡田健史、稲垣来泉、朝比奈彩、安藤裕子、戸田菜穂、木野花、石原さとみ、大森南朋、市村正親
インスパイアソング:SHE‘S「Chained」(ユニバーサル ミュージック)
■映画『そして、バトンは渡された』あらすじ
4回苗字が変わった優子(永野芽郁)と義理の父森宮さん(田中圭)。自由奔放な魔性の女・梨花(石原さとみ)と義理の娘。優子の元に届いた手紙をきっかけに、繋がりのなかった2つの家族の物語が交差し、優子ははじめて家族の《嘘》を知っていく。そして命をかけたその《嘘》が紐解かれるとき、幸せな涙があふれ出す。