映画『そして、バトンは渡された』が、2021年10月29日(金)全国ロードショー。永野芽郁×田中圭×石原さとみが共演する。
原作は、瀬尾まいこ作の令和のベストセラーであり、本屋大賞を受賞した同名小説。血のつながらない父娘と、自由奔放に生きるシングルマザーという異なる家庭を軸に、ふたつの家族の人生が交差していく様を描いた感動ストーリーだ。
映画化に至っては、『地獄の花園』で主演を務める永野芽郁×『哀愁しんでれら』で怪奇的な父親役に挑んだ田中圭×『シン・ゴジラ』の石原さとみという豪華キャストメンバーが集結。各キャストとも‟自ら望んで”出演を決めたという、ひと際熱の入った役作りにも期待することが出来そうだ。
森宮優子役(永野芽郁)…血のつながらない親の間をリレーされ、4回も苗字が変わった主人公の女子高生。義理の父親と二人暮らしする複雑な家庭環境に置かれている。演じる永野は、実母から‟実写化したら芽郁に演じて欲しい”と言われていた特別な思入れのある小説だったと告白。役柄を通して、「感じたことのない愛の種類や温かさを知って、人との繋がりは強くなるんだと気づかされました」と思いの丈を語っている。
森宮さん(田中圭)…優子の義理の父親。分け合って料理がうまい。父親役を何度も演じてきた田中だが、歳の差がない永野芽郁との親子関係をどのように描くのか?田中が挑む新たな父親像に注目だ。
梨花(石原さとみ)…小さな娘を抱えながら、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女。物語のキーパーソンでもある。「赤も青も、両極端な色を演じられるのは石原さとみ以外いない」と監督・前田哲監が確信を持ってオファーし、石原さとみが自ら選んだというキャリア初となる母親役に期待が募る。
また、“ママ”で“悪女”という一見両極端なキャラクターを演じる石原が、自身のアイデアを反映させながら選んだという衣装やヘアメイクも注目したいポイント。解禁された場面写真では、鮮やかな赤色のコートをシックに着こなす姿や、黒スキニーに白ニットを組み合わせたカジュアルなスタイリングでジェットコースターではしゃぐ姿など、シーンに準じた“華麗な七変化”を披露している。
<その他の登場人物>
早瀬賢人(岡田健史)...優子が淡い恋心を抱く同級生。天才ピアニストとして周囲から大きな期待をされている。
みぃたん(稲垣来泉)...梨花の血の繋がらない娘。
また、梨花に翻弄される役を演じ、梨花とみぃたんの物語に深く関わっていく役柄として、大森南朋と市村正親も参加する。