東京・銀座の大型商業施設「ギンザ シックス」6階に位置する「イータリー銀座店」は、イタリア各州で作られた上質な食材・飲料などを展開するフードショップ&レストラン「イータリー」の国内最大級店舗。店内は、2つのレストラン、カジュアルなイタリアン・バール、伝統的なイタリアン・カフェ、そしてイタリア各地から食材を集めたマーケットといった5つのエリアで構成されている。
今回は、その中でも、最も“気軽に”イタリア本場の味を味わえる、大きなカウンターが目印のイタリアン・バール「ラ・ピアツェッタ(LA PIAZZETTA)」から登場する2021年秋のおすすめワインに注目。また、イタリアワイン協会のソムリエ資格をもつスタッフが厳選したワインに合う料理も紹介する。
魅力1:ワインは季節問わず飲めるハウスワインに加えて、季節にあわせて厳選された期間限定のおすすめワインを提供している。気に入ったものは、一部を除き併設のマーケットで購入が可能だ。
魅力2:小皿料理は1人分~2人分ぐらいの量での提供されるので、1人飲みにはもちろん、訪れた皆で少しずつたくさんのメニューを楽しむのもおすすめ。仕事終わりにサクッと1杯だけ、待ち合わせ前のゼロ次会に…と“ちょい飲み”時間もおしゃれに過ごすことができる。
魅力3:ワインが詳しくない人でも、気軽に“ツウな楽しみ方”ができるのもポイント。料理を美味しくするワイン、そしてワインを美味しくする料理の組み合わせ“アッビナメント”を、スタッフとの会話の中で見つけられる。
「ラ・ピアツェッタ」でワインと料理を楽しめば、銀座にいながら“イタリア旅気分”に。「ラ・ピアツェッタ」のシーズンごとにメニューが変わるおすすめワインは、イタリア各地の個性が強く、ハウスワインよりも一層“本場の味”を楽しめる。
2021年秋のワインは7種類。北部イタリア、中部イタリア、南部イタリアに分けて、その味だけで各地の旅へと誘ってくれるようなワインと、引き立てあう料理選びのポイントを紹介。
ファッションの街として知られるミラノや、工業都市であり“美食の街”でもあるトリノなど、見所がいっぱいの北部イタリア。中でもトリノが位置するピエモンテ州は、世界的にも価値のあるワインが多いと有名な場所だ。7種類のうち2種類は、そんなピエモンテ州の味を楽しめるワイン。
白ワインの「ラ・レジーナ・ナシェッタ」は、ほどよくフルーティーなすっきりとした味わいで、軽めの口当たり。あっさりとした魚介やフレッシュチーズとの相性がよく、“まず1杯”に頼むのがおすすめ。一方、「ドルチェット・ダルバ」は、魚介から肉系、さらにちょっと癖のある味まで幅広い料理にあうバランスのいい赤ワインだ。
スタッフに聞くワイン&料理選びのポイント
ワインは、添え物やソースなどとの料理の相性を考慮しながら決めるのがおすすめですが、例えば、「ラ・レジーナ・ナシェッタ」は、レモンを絞って食べることをイメージしてサーモンを使ったメニューに。「ドルチェット・ダルバ」は、少し癖のある味わいにマッチしやすいので、ゴルゴンゾーラやトリュフを使ったメニューに合わせてみてはいかがでしょう。
■相性のいいおすすめメニュー
「ラ・レジーナ・ナシェッタ」:マリトッツォサラート サーモン&マスカルポーネ(580円)、ミニバーニャ・カウダ(380円)
「ドルチェット・ダルバ」:マリトッツォサラート クレーマ ゴルゴンゾーラ(580円)、トリュフ風味のクロケッタ(1個/320円)
首都ローマと、ルネサンス文化に浸れる花の都フィレンツェが位置し、人気の観光地も多数の中部イタリアは、トスカーナ州をはじめ、ワインの名産地も多い。そんな中部イタリアの旅へと3つのワインが誘う。