『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚を描いた映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が2023年12月8日(金)に公開される。
『チャーリーとチョコレート工場』は、1964年にロアルド・ダールが発表した児童小説が原作。物語の舞台は、おいしいお菓子で世界中の人々を魅了する、ウィリー・ウォンカのチョコレート工場だ。運よく工場を見学できる“チケット”を手に入れたユニークな子供たちと、予想もできない不思議な世界観で、多くのファンに今なお愛されているファンタジー作品だ。
これまでも映画化されてきた同作は、1971年の『夢のチョコレート工場』でジーン・ワイルダー、前作『チャーリーとチョコレート工場』ではジョニー・デップが、それぞれウィリー・ウォンカを演じてきた。
ジョニー・デップが演じたウィリー・ウォンカの若き日を描くのが『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』。名作ファンタジーの前日譚となる物語だ。チョコレート工場がオープンする以前の時代が舞台となり、ウィリー・ウォンカの知られざる過去が明かされる。
ジーン・ワイルダー、ジョニー・デップに続き3人目のウォンカを演じるのが“ティモシー・シャラメ。『DUNE/デューン 砂の惑星』『君の名前で僕を呼んで』などの話題作が続く俳優だ。
独特の雰囲気を表現する繊細な演技に加え、歌やダンスも披露することがわかっているが、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』では、ウィリー・ウォンカは一体どのように描かれるのか?若き才能あふれるティモシーの演技力にも期待が募る。
なおファッションプレスでは、映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の公開に向け、ウィリー・ウォンカ役を務めるティモシー・シャラメと、ウンパルンパ役のヒュー・グラントに対談インタビュー。名作ファンタジー映画『チャーリーとチョコレート工場』の“はじまりの物語”を描くにあたって、オファーを受けた時の心境や、演じる上で大切にしたことについて、たっぷりと話を伺った。
ウィリー・ウォンカ…ティモシー・シャラメ
幼い頃から、いつか母と一緒に美味しいチョコレートの店を作ろうと夢見てきた青年。パープルジャケットに大きなハットがトレードマーク。夢を叶えるべく、一流のチョコレート職人が集まるチョコレートの町へと向かう。「僕は魔術師であり、発明家であり、チョコレート職人だ。」と、アピールしながら“人を幸せにする魔法のチョコ”で人々を笑顔にしていく。一躍人気者になるが、彼の才能を妬んだ“チョコレート組合3人組”に目をつけられてしまう。
ウンパルンパ…ヒュー・グラント
とある因縁からウォンカを付け狙い、チョコを盗み続ける。踊りだしたら止まらない、オレンジ色の小さな紳士。『ラブ・アクチュアリー』の名優ヒュー・グラントが演じる。
ウィリー・ウォンカの母親…サリー・ホーキンス
「すべては夢見ることから始まる」「だから夢を諦めないで」とウィリー・ウォンカに伝える。ウィリーはこの言葉を胸に、チョコレート工場を作ろうと奮闘する。演じるのは『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンス。
ヌードル…ケイラ・レーン
夢見ることを諦めていた、孤独な少女。宿屋でウォンカと出会い、人を信じることを知り良き相棒になる。
パイパー…ナターシャ・ロスウェル
ロッティー…ラキー・タクラー
アバカス…ジム・カーター
ラリー…リッチ・フルチャー
ウォンカと同じ宿屋に泊まる住人。ウォンカが作る魔法のチョコレートに魅せられ、やがてウォンカの良き仲間となってゆく。
警察署長…キーガン=マイケル・キー
チョコが好きすぎてチョコレート組合と手を組み悪事に手を染め、ウォンカの夢の邪魔をする。
スラグワース…パターソン・ジョセフ
プロドノーズ…マット・ルーカス
フィクルグルーバー…マシュー・ベイトン
〈夢見ることを禁じられた町〉を牛耳るチョコレート組合3人組。ウォンカの夢を邪魔する町の実力者。自分たちよりおいしいチョコを作る者は許さず、ウォンカの前に立ちはだかる。
神父…ローワン・アトキンソン
敵か?味方か?謎に満ちたチョコレート中毒の神父。彼の教会には、あるとてつもない秘密が……?
ミセス・スクラビット…オリビア・コールマン
ブリーチャー…トム・デイビス
ウォンカが泊まる宿屋の主人と相棒。意地悪でがめつく、客を騙し、お金を巻き上げている。
監督・脚本は、『パディントン』シリーズのポール・キングが担当する。プロデューサーは「ハリー・ポッター」シリーズを手掛けたデイビッド・ヘイマンが担当する。