東京・下北沢の「下北線路街」に複合施設「テフ ラウンジ((tefu) lounge)」と、<地域の暮らしを豊かにする“食”>をテーマにした4つの路面店集積する遊歩道が、2022年1月20日(木)にオープンする。
「下北線路街」は、小田急小田原線の東北沢駅から世田谷代田駅間までの1.7kmにわたり、小田急電鉄が推進する開発エリア。これまでに、商業施設「シモキタエキウエ」や温泉旅館「由縁別邸 代田」、商業空間「リロード」などが開業している。
その「下北線路街」で下北沢駅南西口すぐの場所に“まちのラウンジ”として開業するのが複合施設「テフ ラウンジ」だ。2階部分は、隣接する「シモキタエキウエ」とデッキで繋ぐ。
「テフ ラウンジ」内には個性豊かなショップが揃い、1階には、有機・無添加商品などを展開するナチュラルスーパーマーケット「ビオラル下北沢駅前店」と、日本初上陸の焙煎所「Belleville Brûlerie TOKYO」が出店。
2階には、演劇、音楽、サブカルなどさまざまな文化が混ざり合うミニシアター・シモキタエキマエシネマ「K2」が、2・3階には、カフェ・ラウンジ「テフ ラウンジ by KITASANDO COFFEE」が開業する。
シモキターエキマエーシネマ「K2」は、下北沢の街で新しい文化を発信する映画館として、“文化が好きな人たちの結節点”となるミニシアターとして誕生する。館内は1スクリーンのみで構成され、そこには71席が設けられる。新しい映画館のカタチを提案すべく、バーチャル スクリーン「Reel」を導入し、実際に映画館で上映されている期間に限り、作品を有料でオンライン鑑賞できる劇場同時配信を実施する。
「テフ ラウンジ」から、すでに開業を迎えた世田谷代田方面の「ボーナストラック(BONUS TRACK)」に続く遊歩道沿いには、<地域の暮らしを豊かにする“食”>をテーマに掲げた、4つの路面店がオープンする。
2022年1月20日(木)には、下北沢の名店「打心蕎庵」のオーナーが手掛ける洋食屋「BONA BONA PĒTIT」、日本酒や日本ワイン等を揃えたリカーストアを併設するクラフトビアバー「TDM 1874 下北沢」がオープンし、2月には下北沢エリアでさまざまな業態の飲食店を展開するオーナーの新しい業態店舗「料理店 適温」、神田「北出食堂」が手掛けるタコスに特化したタコス食堂「KITADE TACOS 下北沢店」が開業する予定だ。
「テフ ラウンジ」および、「ボーナストラック」まで開通される“食”がテーマの4店舗が軒を連ねる遊歩道のエリアは、「ナンセイ プラス」と銘打って2022年春の全体完成を目指す。
今回開業を迎える商業施設および店舗に加えて、新たに「園芸ショップ」と「アートギャラリー」、緑あふれる広場が誕生予定だ。ミニシアターからカフェ、オフィススペース、アートギャラリーまで、様々なライフスタイルを支える“歩いて楽しめる場所”として下北沢駅前エリアが生まれ変わることとなる。
なお、「下北線路街 空き地」では、2022年1月7日(金)から3月19日(土)までの期間限定で本格的な薪テントサウナを楽しめるイベント「サウナタウン下北沢」を開催。新ショップを巡りながら、極上の“ととのい”時間を堪能してみてはいかがだろう。
■複合施設「テフ ラウンジ」
開業日:2022年1月20日(木)
住所:東京都世田谷区北沢2丁目21-22(シモキタエキウエ直結)
規模・構造:鉄骨造・5階建
延床面積:約1,460㎡
施設:
<1階>「ビオラル下北沢駅前店」※、「Belleville Brûlerie TOKYO」
<2階>「テフ ラウンジ by KITASANDO COFFEE」、シモキタエキマエシネマ「K2」(1スクリーン・71席)、イベントスペース
<3階>カフェ・ラウンジ、シェアオフィス(月額ブース:12席)
<4階>シェアオフィス(個室5室)
<5階>オフィス兼レンタルスペース
※「ビオラル下北沢駅前店」は2月開業予定
■「地域の暮らしを豊かにする“食”」をテーマにした路面店が集積する施設
開業日:2022年1月20日(木)
住所:東京都世田谷区北沢2丁目21-22
規模・構造:鉄骨造・2階建(一部平屋)
延床面積:約230㎡
施設:
<1階>「BONA BONA PĒTIT」
<2階>「TDM 1874 下北沢」
<平屋部分>「料理店 適温」、「KITADE TACOS 下北沢店」※
※「料理店 適温」「KITADE TACOS 下北沢店」は2月開業予定