2013年10月24日(木)、ジル・サンダー グループは、2012年2月よりジル・サンダー(JIL SANDER)のクリエイティブ・ディレクターを務めてきたジル・サンダーの辞任について公表した。
グループとジル・サンダーとのパートナーシップは、2014年春夏コレクションを以って終了した。グループ側は「この決断は、ジル・サンダーの個人的な理由によるもの」と発表している。
次回の2014年秋冬コレクションについては、ジル・サンダーの在職中に組織され、彼女と共に働いてきた社内のデザインチームが進めていくという。後任として特定のデザイナー名は挙げらていない。
ジル・サンダー グループのCEO、アレッサンドロ・クレモネージは、「グループを代表して、ジル・サンダー氏のこの期間のブランドへの献身と多大なる功績に感謝の意を伝えたいと思います。彼女の傑出したデザイン力とクリエイティビティにおけるリーダーシップは、ジル・サンダー ブランドとそのポジションを今後更に成長させ、強化していくためには極めて重要な存在でした」と表明している。ジル・サンダーがブランドを去るのは、2000年、2004年に続き今回で3度目になる。