展覧会「『がまくんとかえるくん』誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展」が、2022年6月18日(土)から8月21日(日)まで、長崎県美術館にて開催される。過去に東京などでも開催された、巡回展だ。
アーノルド・ローベルの絵本シリーズ『がまくんとかえるくん』は、深い友情で結ばれたふたりのかえるを描く物語。『がまくんとかえるくん』シリーズ最初の絵本が出版されてから半世紀以上が経ってもなお世界中から愛されており、日本では小学校の教科書に採用されている。
アーノルド・ローベルは代表作『がまくんとかえるくん』シリーズをはじめ、100冊もの絵本を世に送り出した。エリック・カール絵本美術館との共同企画による「アーノルド・ローベル展」では、アーノルド・ローベルの作品の中から『がまくんとかえるくん』シリーズ全4冊を中心とした約30冊の絵本を紹介。貴重な原画やスケッチ、レイアウトなど約 200点とともに、作品の魅力に迫っていく。
注目は、「アーノルド・ローベル展」で初公開となる、『がまくんとかえるくん』シリーズ4部作『ふたりはともだち』『ふたりはいっしょ』『ふたりはいつも』『ふたりはきょうも』の原画やスケッチ、レイアウト約100点。制作過程でローベルが重ねた試行錯誤の痕跡を辿りつつ、草稿段階でもすでに完成度の高さがうかがえる資料の数々を目にすることができる。
「がまくんとかえるくん」というキャラクターが出来上がるまでの多彩なアイディアが残されている構想ノートなど、ファン必見の資料が揃う。加えて、短編アニメーション映画『つみきのいえ』で知られる加藤久仁生ががまくんとかえるくんの日常を描いた新作アニメーション作品「一日一年」も特別上映される。
さらに、絵本『ふくろうくん』や『ローベルおじさんのどうぶつものがたり』など、その他の名作絵本の原画やスケッチ約100点も初公開。物語に合わせて画風を巧みに使い分けた、アーノルド・ローベルならではの描写力と表現の豊かさに触れることができる。
展示に加え、会場内特設ショップでは多彩な展覧会オリジナルグッズを販売。カラフルなダイネックス(DINEX) マグカップやマルコモンド(MARCOMONDE)の靴下といったコラボレーションアイテムや、「がまくんとかえるくん」のイラストを配したクリアファイル、トートバッグなどが揃う。
【詳細】
「がまくんとかえるくん」誕生50周年記念 アーノルド・ローベル展
開催期間:2022年6月18日(土)~8月21日(日)
開館時間:10:00~20:00(最終入場 19:30)
会場:長崎県美術館 企画展示室
住所:長崎県長崎市出島町2-1
休館日:6月27日(月)、7月11日(月)
観覧料:一般 1,300(1,100)円、大学生・70歳以上 1,100(900)円、高校生 800(600)円
※中学生以下は無料。
※( )内は前売または15名以上の団体割引料金。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者および介護者1名は5割減額。
※会期中、本展観覧券でコレクション展にも入場可。
■前売券
販売期間:~6月17日(金)まで
販売所:チケットぴあ(Pコード 686-083)、ローソンチケット(Lコード 84895)、セブンチケット(セブン-イレブン)、CN プレイガイド(ファミリーマート)、長崎県美術館
■グッズ例
展覧会公式図録 2,750円
DINEX マグカップ(4種) 各1,760円
クリアファイル(4種) 各330円
ともだちトート(2種) 各1,430円
マルコモンド くつした
・メンズ/レディース(各3種) 各1,980円
・キッズ(3種) 各1,430円
【問い合わせ先】
長崎県美術館
TEL:095-833-2110